いじめ 教育・教師

いじめ原因なし!~解決のための残された最後の方法!それでもダメだったときに!~

投稿日:2017年6月7日 更新日:

これまで、学校は言うに及ばず、さまざまな専門家、相談機関に相談してきた。しかし、依然としていじめは続き、クラス全員からの無視、そして一部の生徒からの暴力がやむ日はない・・・それでも親は登校をすすめ、それに素直、健気にも従い通い続けるこどもたち。この国で今日一日をとってみてもどれだけのこどもが辛い気持を押し殺して学校に行っていることでしょう。基本、「いじめ」を根絶することは無理、と考えます。しかし、いじめにあったときにどう対処するかで、こどものこれからは大きく変わってくるのです。今回はさまざまな方法を実践したにもかかわらず依然としていじめ被害に悩んでいる、親御さん、こどもたちのために、今後とるべき方策について私の考えを話しましょう!

最後の要求を学校に求める

何をさて置いても、これが一番大事!解決はしてくれないと思っていても、無駄だと分かってはいても、これまで話してきました「いじめ改善措置要求書」を学校長に直接、再度提出することが大事です。担任を通して学校長との面談の約束を取ってもらうのがいいのですが、担任との関係がこじれている場合などは、学年主任、教頭等を通しても構いません。間違っても「要求書」を担任にだけ預けてしまってはいけません。握りつぶされることもあるからです。そして、必ず「コピー」を取っておくことを忘れてはなりません。

実際、最後にこういったものを出した~という事実が後々大切になってくるのです。何も臆することはありません。学校はこどもが安全に身の危険を何ら案じることなしに普通に学校生活をおくれることを保証するのが当たり前なのです。それができないでいるのだから、改善のため最善を尽くすのは、学校の最低限の務めなのです。

 

自分を偽ることはキッパリとやめる

「クラスの実力者と仲良くなる」「自分を変える方法」などいろいろなことを専門家にアドバイスされ悩んだ挙句、私が相談を受けたケースがありました。そうしたことは私はあまりすすめません。時によっては解決の糸口になることもあるのでしょうが、解決を焦るあまり、本来の自己を偽り、ブレることは自分を見失ってしまうことになるからなのです。何よりも自分が自分でなくなりヘトヘトになってしまう。

土台、他人の行動、考えを変えるということは本当に大変なことなのです!

そんなことよりも、自分を見失わずに今、自分ができることに全力を傾けるのがよいのではないでしょうか。学校であっても社会であっても色々な考えの人、個性が集まっての全体です。他人に迷惑をかけない限り、その人の個性、人格は尊重されなければならないのです。つまり、あるがままのあなたでよいのです。

いじめのステージによって対処法は大きく異なる

いじめの芽は早めに摘み取ることが何よりたいせつ!ことが大きくなってしまってからでは手遅れとなることがほとんどなのです。初期の段階では学校、親、大人、様々な相談機関に相談し、いじめ被害を大人に相談している~というアピールが何より大事なのに多くのこどもは、これをしません。気持ちはわかります。「おおごとにして欲しくない」「恥ずかしい」「報復が怖い」「どうせだれも分かってくれない、解決なんてしない」実はこの考えが一番いけないのです。初期の段階で適切な方策を取っていれば解決する問題も多いのに悔しい限りです。

いじめ加害者の考えなんてそう簡単に変えられるものではないのです。そして、多くのいじめ加害者の親について言えば(語弊はあるかもしれませんが)この親にしてこの子ありです。

加害者本人が、「もう面倒くさい!こんな奴にもうかかわるのはもうよそう!」って自分で思ったり、自分に危害が加えられない限り、絶対に、自分からはいじめをやめることはない!これは断言できます。

教員、学校からの圧力があっておとなしくなっているのは、それは見えるところだけでのはなしなのです。

暴力が始まる段階に至ってしまっては初期とは言えませんが、最後に「首謀者」の相手に、自分の今の思いを込めた「手紙」を手渡すことを是非おすすめしたいのです。屁とも思わない場合がほとんどですが、私の扱った案件で2度ほどこれで、相手と打ち解けることができた事例があったのです。

いじめられていて辛い現状、なぜ自分がこのような理不尽な扱いを受けるのか、そして自分の本心を、相手を罵倒するのではなく、心をこめて書くのです。相手もまた人間です。自分の行っていることの残虐さ、恥ずかしさ、情けなさに気付くこどもも、実際いるのです。本心から自分でいじめをやめる、これが一番です。

このように最後に相手としんけんに対峙するこは、大切ですが、ネットなどでよく見かける「キレる」ということだけはやってはいけません。

場合によっては相手を傷つけることになり、かえって相手に有利なほうへと問題が進み、加害者と被害者の立場が逆転してしまうこともあるからなのです。

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学校に行かないという選択

「学校に行けない」のではなく、自ら「学校に行かない」を思いきって選択するのが、ステージ末期の状況に苦しんでいる児童生徒がとるべき最善の選択です。

①学校、各相談窓口に既に相談済み

であるのに

②クラスのほとんどから無視、もしくはいじめ傍観の扱いを受けている

③いじめ加害者からの直接の暴力が始まっている

④金品の要求がある。

⑤パシリや犯罪に手を染めるような触法行為の強要

⑥その他、本人の意思に反しての強要行為がある

⑦本人の人格を貶めるような行為がある。

などの被害にひとつでも当てはまるのであれば末期と言えます。

この段階におよんでは、取り返しのつかないような心身のダメージを避けるため、そして命も守るために決して本人の登校を促したりしてはいけません。絶対にです。学校に行かない事で受ける、「損」、そんなものはすぐ取り返しがつきますが「いのち」と「こころ」だけは~なのです。

本人は「学校に行かない」選択をし、大人は行政、場合によってはマスコミに訴えかけていき、いじめ問題に強い法律専門家に相談するのがいいでしょう。大ごとにしたくなく、どうしても学校に通わせることにこだわるのであれば転居しての転校、もしくは住居を変えずしての転校(最近はいじめを理由とした学区を超えての転校を認めているところが多いです)

ただ、住居を変えずして転校する場合、いじめ加害者の生活圏と本人の生活圏がバッティングし、いつなんどき再び被害にに遭うとも限らないのでハッキリ言ってまったくこの方法は勧められません。

通信手段の遮断

学校に行かないという選択を決めたのなら、次に取るべき行動は、

こどもの携帯電話の解約です。

たかがスマホと侮ってはいけません。川崎での中学1年生殺人事件で男子中学生が呼び出されたツールは何であったか思いだしてください!私ら大人が想像する以上に、彼等はこのツールを巧みに操るのです。ただ単に電話機能で呼び出すだけでなく、ご存知のようにいじめの手段として使っているのです。

どうしても使わなくてはならないであれば、番号を変えSNS等のアカウントは捨て、SNSが使えないガラケーにしなくてはいけません。そこまでこだわらなくてはいけないのです。

やってはいけないこと

いじめ末期に限らず、絶対にやってはいけないことを覚えておいてください!

①逃げない

命の危険が差し迫っているのに逃げないのです。よくあるのが、自分は何も悪いことをしていないのだから、逃げる必要はない~のパターン。正義感、プライドが強いこどもにありがちですが、下手すると命を失いかねないのです。

②大人に話さない(一人で抱え込む)

③学校に行かなくてはいけないと思いこむこと

④登校を強要すること

⑤金品を渡すこと

1回だけは絶対ない!一度渡したら後はズルズル、彼らの思うツボです。渡さなければ殴られるなら、行かなければいいだけです。

担任の責任

いじめが起きる「芽」が無くならないとしたら、その芽を一早く見つけ出し、摘み取らなければならないことが担任の大事な務め。これまでの経験から見ると、担任が「いじめは絶対に許さない!」、「いじめとは断固として闘う!」という強い姿勢を打ち出しているクラスからはいじめ加害者は出にくいと考えます。文部科学省の方針として、今回、学校が取り組まなければならない問題として、「不登校、いじめ問題」を最優先事項として位置づけました。教師は自分の双肩にこどもの未来がかかっていることをもっと自覚し、いじめ問題に率先して関わっていくべきなのです。

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そして、結論!

いじめ末期において最優先すべき事項は、

心身の安全の確保!

末期段階においては、親を含め、

大人が率先して問題と対峙すること!

「行かない」選択をすることは、逃げではない!

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