NHK朝ドラ

『ひよっこ』18週104話~母の眼差し~優しさにつつまれて

ものごと、できごとの受け取り方は人それぞれ。
起きてしまったことはどうしようもないこと・・・
それをどう受け止め、どう生きていくかを考えていくしかないのです。
大人になったと思っていたわれらがみね子嬢も、まだまだ幼いところがあって当然です。しかたないです・・
それほど、お父ぢゃんへの想いがすごいものだったのでしょう。
104話は、混乱するみね子をまわりのみんながあたたかくつつんでくれて、ぽっかぽかの気持ちになれましたね。

想いが届くとは限らず~

この世の中は思い通りにならないこと、理不尽な事だらけです。
自分が思っているように相手も思っている~なんてしあわせな考えができる人なんてイマドキいないでしょう。
みね子に突き付けられた現実があまりにも酷いものだったので、彼女の一番の持ち味、~まずは、相手を考えて~がうすくなってしまったようです。

忘れられて悲しい~世津子さんお父ぢゃん隠しててヒドイ~と思って当然です。
でも、みね子嬢にはやっぱり、お父ぢゃん、世津子さんを最初に気遣ってあげてほしかったのです。
記憶をなくして一番辛い思いをしているのは実さんのはず、そして世津子さんがなぜいままで匿っていたかを慮るような、みね子ならではの優しさを見せてほしかった
のです。

いろんなこどが一気にきて、頭ん中わげわがんなくなってしまって
でも、うれしかったのはうれしかったんですよ、お父ちゃんに会えたし
本当に、ちゃんと生きてたし、元気だったし
でも、私のこど、覚えてないなんて、やっぱし悲しくて
それに、世津子さんのこども
「何で? 許せない」って思ったけど、お父ぢゃんのこどたすけてくれたのかもしんないなとも思ったし
どうすればいいんだろう?
どうしたらいい?
お母ぢゃんに知らせないと・・・

みね子の混乱ぶりが手に取るように分かるセリフですね。
このセリフの前に「まいった・・」と自嘲気味に笑っていた彼女のセリフがすべてを象徴しています。

それにしても鈴子さん、愛子さん、トッキー相変わらずみんなやさしいです。
心配して出てきてくれたんですね。

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生きてこそ・・・亀の甲より年の功

まずはよかったんだよ、みね子
よかったんだよ
今日のできごとで、一番だいじなのは、生きて会えたということ
元気だったということ
そして、また会えるということ
それを、まず一番に受けとめて、かみしめなさい
つらいことは、後からでいい・・

僕ら(愛子さんもですよね)が声掛けてあげたかったコトみんな鈴子さんが言ってくれました。
やっぱり年の功ですね。
話し終わってみね子を抱き抱えるようにして戻っていった時子の優しさも沁みましたが、
愛子さんが「ありがとうございます」って鈴子さんに言ったことばもジーンときました。
みね子嬢には愛子さん、時子と二人のお姉さん?がいて、お母ぢゃんは東京と奥茨城村にふたりもいるんですからしあわせものです。

ひとはどうしても無くしたものばかりを嘆き悲しみ、いま自分にあるもののありがたさ、しあわせを忘れがちないきもの・・・
やっぱり鈴子さんには母の愛、母の眼差しを感じました。
(どうも『あまちゃん』時代の夏ばっぱと被ってしまうのですが、いろんな引き出しのあるすごい女優さんなんですね、宮本信子さんは)

あかね荘、すずふり亭のみんなの優しさをいっぱいもらった上、チャーハン、あんみつ、サンドウィッチ~とおいしいものたくさんおなかに詰め込んだら
またもとの元気なみね子ですね。
「大丈夫、きっと・・・」

進と千代子が相変わらずじっちゃん、お母ぢやんを助け仲良く暮らしている様子にホッとしましたが、お母ぢゃん手紙急いで隠さないでもいいのに・・・

今日の省吾さんのサンドウィッチで、すずふり亭「ぽおくかつさんど」のこのシーンを想い出してしまいました。

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