NHK朝ドラ

『ひよっこ』19週113~114話~それぞれの居場所~夢はないがもしんないけどがんばれる!

帰る場所がある~それはとってもありがたく、ステキなことですね。「帰りたい!」場所がふたつもできたみね子はしあわせものです。
いろいろあったけど、しっかりと東京での自分の居場所を築き上げているみね子、いっつもおつかれさまです!
「稲刈り」のときは、お父ちゃんが東京に帰って行きましたが、「田植え」の今度はみね子が東京に「帰って」行きます。
みね子の成長を感じさせる毎日ですが、これから彼女はどこに「根っこ」をはっていくのでしょう。
どこに行ったとしても自分を必要としてくれるところがあり、あったかく迎えてくれる人がいるってことは、とってもしあわせなことなんですね。
この当たり前だけど、当たり前じゃないしあわせ、僕たちも大切にしていきたいと思うのです。今日はそんな気持ちになりました。

でんぐりゴロリンの宗男さん!コントかと思ったっぺよ!

あいもかわらず、みんな優しいです。やさしすぎます。
記憶もどっていないお父ちゃんを気遣ってあげて、はしゃぐ宗男おじさんをいさめる千代子、
宗男さんに握手求められて、手をぬぐってからの実さん、「あらためて、よろしぐ」と無言でしっかりと抱きしめ、再会を噛みしめる宗男さん・・・

助川、角谷両家のみんなも、いきなり実さんあらわるる~でさぞかしビックリしたことでしょう。
実さんも見る人会う人はじめての人ばっかりでたいへんな上、自分に注目集まり緊張したことと思います。
でも、そこはやっぱり茂じいちゃんの息子、谷田部家の大黒柱~
「なんでできんだっぺ?」ってたって、できちゃうんだもん仕方ねぇべ、なんでもそんなごといがっぺ!

きよさんの「気ぃつかわねえでみんな笑っちまえばいいんだよ!」の言葉を受けて、三家族+宗男おじさんでの「たんぼ」でのカラダを張ってのコント?は
本当に楽しそうでした。
宗男さんなんて、転んでもないのに自分からゴロリンで、マット運動のコントかと思いました。
茂じいちゃんのいうように実さん、そんなに焦らなくていいよ、難しく考えないでいいんだから。「ゆっくりでいい、ゆっくりで」

田植えも無事?終わりみんなにむけて「みなさん!おつかれさまでございました!」のみね子のひとこと。
前は、稲刈りが終わった時に言ったこの言葉に、かつての自分を重ねるみね子・・・
時の経過と何かをきっと感じとっていたことでしょう。

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ひよっこ、旅たちの日・・・

ひよこはいつまでも「ひよっこ」でいられるはずもなく、自然の摂理に抗うことなく若鳥になり、そして親鳥となることでしょう。
「歴史は繰り返す」「老いては子に従え」今日はそんな古い言葉を懐かしく思い出しました。

みね子が帰るという朝、実に心細そうにする母親を「大丈夫だよ、お母ちゃん!がんばっぺ!」
美代子さんもほっとさせられたと同時に実に頼もしく感じ、愛娘の成長を実感したことと思います。
茂じいちゃんの「みね子、ありがとな」にもみね子を一人前の大人として既に認めている謝意、敬意がたっぷり込められていました。

帰りたい場所がもう一つできたみね子はいま、ひよっこ卒業の時です。
みね子はみね子なのですが、いまのみね子には何かみえない「力」が付いてきました。これまでは十分気遣ってあげたり、優しくしてあげるパワーでしたが、
更に誰かを支え、励ます「力」です。しっかりとした落ち着きも増し、みね子パワー増進真っ盛り!といった感じです。
自分を必要としてくれる人がいると人間、強くなれます。

しかし、支えとなっていたものを失ってしまった人は実に弱く脆いものです。
みね子には、今が「春」成長の時だからこそ、思い出してほしい人がいるのです。
またか、と言われそうですが、そうです。あの人です。

かつての記憶を思い出したい人と、在りし日の想い出を忘れたい人がいる~
世津子さんはいま、何を想っているでしょう・・・
楽しかった「雨男さん」との楽しい想い出も、今思い出せば、なつかしさよりも、今ここに想い人がいない寂しさのほうが勝っていることでしょう。
「出会わなければ、こんなせつない思いをせずにすんだのに・・・」

世津子さんにも、しあわせが早く訪れますように。

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』19週「ただいま。おかえり。」113~114話 8月11日12日放送分




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