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『ひよっこ』20週122話感想~すべてはこれから!何にもないワケじゃない~♪「みんな旅人」  舟木一夫

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東京で働きつつお父ちゃんを見つける~という東京に出てきた大きな目的が達成された今、みね子を支えていた大きな柱がなくなり、また縛るものも無くなりました。
つまり、みね子が東京に居続ける理由が無くなったのです。家計を助けるためだけだったら、すずふり亭の仲間はみんないい人ですが、何も東京で働かなくとも水戸あたりで働いたほうが谷田部家からはぐーんと近くなりますね。
みね子のアイデンティティがグラッと揺らいでいます。
そして、まわりのみんなをどんなにかしあわせな気持ちにしているかなんて露知らず、「私がつまんないから~」「私のはなしなんかで~」「いいんですか、私で~」「私って何にもないんだなぁ」と、自分自身に対する評価はかなり低いです。
盛り上がりに欠けたって、地味だって、何にもなくたって自分は自分、みね子はみね子~っていうことがわがるまでは時間がかかるのでしょうか?
島谷さんが自分の想いを告げた時、みね子は自分のことを好きだって言ってくれる人がいるってことはしあわせだ~って表現してました。
こんな時こそ、みね子を支えてくれる人が現れてくれたらいいのに~と思ってた矢先にヒデくんの「やめるなよ~」発言!
みね子の恋の行方はどこに辿りつくのでしょうか?

心配してくれる人がいることのしあわせ・・・

「だったら、そう言っていきなさい!!! 心配するでしょうがぁぁ~!」
般若&餓鬼のようなすさまじい形相の富さん、迫力満点且つ本気でKYコンビを心配している気持ちがヒシと伝わってきていがったですね~
自分たちをこんなにもみんなが案じてくれていたことに気付き、うれし泣きのふたり・・・
自分が思ってた以上のひとのやさしさに触れた時、ひとはしあわせを感じ、また同じように優しくなれるのだと思います。

珍しく(はじめて?)みんなに買ってきたタコ焼き・・・いっしょに食べた味はまた格別だったことでしょう。
「どんどん食べて~」って言ってましたが、6人もいてあれだけのボリュームでしたら「ドンドン」はいけないでしょうね。
ハッピータイムに終わりを告げるみね子嬢~
『恋の初心者(ひよっこ)』をみね子に黙ってモチーフ(というよりそのまま)にしたこと、どうしてこんなにふくれっ面して口尖がらせていやがったのでしょう?

島谷さんとの恋が終わりを告げなければ、恐らく彼女はしあわせそうなアドリブで返したような気がします。
きちんと「さよなら」と「ありがとう」を言えず終わってしまった恋・・・それを蒸し返されたようで、自分を取り上げてくれたことはうれしいのだけれど素直に喜べず、怒りやすいふたりに八つ当たり~みたいな感じがアリアリでした。

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次はどんなページを描こうか?!

『恋のひよっこ』のページをめくっていくみね子・・・途中からなんにも描かれていない白紙の項に切り替わり、更に白紙のページが続いていきます。
みね子はいまの自分と重ね合わせて、「なんにもない」自分に気付くのです。

地味なんですかねえ・・・
ん?
あっいえ・・・
どうしたの?
いや、何か・・・
「何にもないんだな」って
「どうすんのがな私は」って思っちゃって・・・
フフフ・・・みません
そうなんだ
お父さん見つかっただろ?みね子
はい
よく分かんないけどそうしたらいつか茨城帰るの?
いや・・・
帰りたいの?
いや・・・
よぐ分がんないです
やめるなよ、すずふり亭
えっ?
やめるな


ないものねだりのI Want You」という歌を昔、CCBが歌っていましたが、人はいつの時代にも、いま自分に無いものばかりを欲しがり、いま自分にあるもの、そしてそのありがたさに気付かないものです。悲しいけれど、人ってそういういきものなのかもしれないですね。

先のはなしじゃないですが、みね子は自分の持っている「チカラ」に気付いていません。
逆に「何もないんだな」って変なふうに気付いちゃってます。
こんな時、心強いヒデくんの「やめるなよ!」
今の彼女には、自分を必要としてくれる人の存在こそが必要なのかもしれません。強く、自分から前へ前へと人生を切り拓いていくヒロインもかっこいいですが、ここまでがんばってきたみね子、たとえ立ち止まったとしても誰も責めることなんてできません。

ひよっこもいつかは巣立ち、自分の巣を持つようになります。自分の帰るべきところ、落ち着くところはどこなのか?自分はいったい何者でどこに辿りつくのか?
この、誰もがみんな一度は経験する自分探しの旅に彼女はいま、旅立とうとしているのでしょうか?

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』20週122話 8月22日放送分

「みんな旅人」詞曲歌 舟木一夫

-NHK朝ドラ

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