NHK朝ドラ

『ひよっこ』125話感想~似た者同士みね&ヒデに新しい風~想いを秘めるだけが恋じゃない!

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想いの伝え方はひとそれぞれ。これまでいじらしいほど自分の想いを胸に秘め?みね子を陰で日向(ひなた)で支えてきたヒデくん。
彼の中にも新風が巻き起こっているようです。
彼がいいな~と思うみね子のいいところ・・・自分のことは後回しにして、相手の気持ちになっていっつも考えてあげるところ。
そっくりそのままヒデくんに当てはまる様な気がしてなりません。(元治さんに対する態度は別として)これまで、彼は自分の気持ちを封印?して、島谷さんとみね子の恋を応援してくれていました。みね子を想うあまり、ふたりがしあわせなら~と自分を後回しにするとこなんて似たもの同士ですね。

想いは口にしないと伝わらないときも・・・あるかも~

でも、彼が「でもいっつもそればっかりになってるのはどうかなと思うな・・・いいところだとは思うけど・・・」って言って彼女の背中をポンと押してくれたのには理由があると思うのです。いっつも相手の気持ちを考えているが故に、なんかいろんな事にがんじがらめになっている彼女をそばでみていて解放してあげたくなったのでしょう。大好きだから。もっとラクになっていいなだよ~って。似た者同士ですから、そっくり今、みね子に言ってあげた言葉は自分に対する問いかけ&励ましだと思うのです。劇中ではヒデくん、スラスラ饒舌に話していましたが、昨日の「そういうところ好きだよ!」発言以上に、今日彼女に言ってあげた想いも彼なりの勇気を絞り出して言ってくれたような気がしてなりません。

背中押してあげて、みね子に決意させた上で笑いをとってリラックスリラックスさせる技も冴えてました。やさしいですね。

じゃ先帰ってる
みね子はサボってパチンコ行きましたって言っとくわ
えっ?え〜!?ちょっとそんな!
(スマイル&笑い声)じゃお店で待ってるね
はい

お父さん…。
何かヒデさんちょっと変わりましたよね・・・
私も思い切ってみることにしました

これまで身近にいた人の存在がある日ふと、ある出来事をきっかけに大きな存在に思えてくる~よくあることです。
みね子は気が楽になったかもしれませんが、それを受ける相手の世津子さんはそうもいきません。はじめから渋面です。

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すべては相手の出方次第!

楽屋でみね子と再会したときの、世津子さんも面持ちを思いだしてみてください。
何かに脅えたような表情で、悪かった許して下さい!みたいな感じがアリアリでした。しかし、みね子の出方が予想外のサバサバ&ストレートな物言いが吉と出たのか、和やかな雰囲気に段々包まれていきましたよね。あの場面、しんみり状況報告~という手もあったのでしょうが、あれが彼女の最大限のやさしさだったのでしょう。

正直な話、世津子さんとしてはみね子には会いたぐなかったでしょう。あんなに想っていた人を忘れようとしているのに、また思い出してしまい、蒸し返されたような気分もあったことでしょう。「大丈夫」であるはずなんかないのです。それがこうです。

世津子さんは大丈夫ですか?えっ?いや大スターの心配を私なんかがすんのはあれなんですけど・・・
でもやっぱしちょっとは
ありがとう
いいえ
大丈夫…にするしかないから
大丈夫にするしかないか・・・
分がります
そう?
いや世津子さんの気持ぢは分がんないけど大丈夫にするしかないっていうのは分がります
へぇ
フフフ・・・
えっ?
フフフ・・・
あ、ハハ・・・

大丈夫じゃないのに、大丈夫なような気持になったような気持ち?にしてくれたのは、そう彼女に言わせたのはみね子です。
お追従じゃなく、ストレートに「世津子さんの気持ぢは分がんないけど大丈夫にするしかないっていうのは分がります」って言ってくれたことが世津子さんの琴線に触れたのだと思うのです。
お父さんを無くした空白の二年半、実さんを失ってからのこれまで・・・お互い想い人がいないツラさ切なさが分かりあえるからこそ、出てきた言葉だと思います。
けれど、いま喪失中で世津子さんがあるのならば、ツラさ切なさはみね子の比ではないと思うのです。
繰り返しになりますが、実さんというあの人が二年半という決して短くはない時間に受けた恩と慈しみを簡単に忘れるはずはありません。
あえて、彼がバッサリとその関係を断っっているのはいまある家族への愛情と配慮だけからくるものなのでしょう。
世津子さんも早く、「大丈夫」と言える日が来るといいですね。
誰よりもみね子がそう想っているはずですから・・・

NHK連続テレビ小説『ひよっこ』20週「ミニスカートの風が吹く」125話8月25日放送分

-NHK朝ドラ

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