NHK朝ドラ

『ひよっこ』140話~みね子の魅力が日々薄れていく今日この頃~我らがみね子嬢どこへいく?~  ♪「僕は思う」

最近ちょっと変わったな、みね子は。

別に変わったと言っただけで、よくなったとは言ってない。

早苗さんの137話でのこの二言、最初は照れ隠しで言ったものかもと思ったのも束の間、早苗さん心底そう思って言ったのかも?って思ったらゾーっとしてしまいました。これまで困っている人、弱い人言うに及ばず、分け隔てなくその優しさを惜しみなく降り注いできたみね子・・・自分がどんなたいへんな時でも、まわりに対するあたたかさがあったから、僕らはみな応援してきたと思うのです。

私はちょっと変われましたか?

自らに問いかけるシーンがありましたが、「ちょっと」どころではないです。

いまのみね子、ヒデの眼にはどう映っているのだろう?

島谷さんが今、「変わった」みね子を見たらどう思うのでしょうか?
これも「成長」というのでしょうが、最近のみね子には奥ゆかしさ、初々しさ、そして優しさというこれまでの彼女ならではの持ち味が、だんだんを通り越してどんどん薄れて行ってしまっているような感じを受けます。自分と本当に近い人だけに目が行っているようで、さびしいです。

今日の男性陣を前にしてのあの仕切りよう、みなさんいかがでしたか?「痛快」って言葉、程遠く、見ていて「痛々しく」失礼千万!って感じがしました、僕は・・・コミカルに進めたいのでしょうが『べっぴんさん』風に言えば「なんか、なんかね~」って感じです。

いかにも「つくりました!」って設定にも?が付きますが、上司、目上の人達にも向かってあの仕切りはちょっとあれはないんじゃないの?ってレベルです。省吾さん、ヒデくん、元治さん、一郎さん、そしてヤスハルくんとKYコンビ、どう思ったことでしょう。ヤスハルくんのレコドプレーヤー&レコード無事だといいですね。

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はいはい、はいはいはい、いいですか? 終わるまで、こごから出ないようにして下さいね

外に出できたらダメですよ、ダメですからね!

もう文句言わない、元治さん!

えっ? あっ、そうですか?ハハハ! まぁ、とにかぐ、あの、いいですか? ダメですからね、わがりました?

どうですか?「わがりました?」まるで小学1年生の集団を相手にしたような話しかたでした。やっぱりお願いするみね子嬢でいてほしがった~
いぐら女性目線が大事でも、男性陣を排除する設定にもうなずけないし、「あかね荘作戦会議」においていつも通り?啓輔・祐二コンビがのけものにされているのが妙に悲しかったです。あかね荘で弾かれているのはいつも彼らだけで、いまだにみね子はコンビを名前で呼んでいません。「作戦会議」「コンテストリハーサルおおいに結構!だけど男性陣もみんなやっぱり仲間じゃないですか?せめてみね子ならではの心遣いを見せてほしかったですね。

みね子、ナイスアシスト!

みね子嬢、ちょっとかわいそうになってきました。今日の彼女のいがったところもありましたよね。さすが時子の親友です。本人のためを想って、ズバッと言う!これこそ「成長」です。時子のスピーチ原稿を読んでの感想です。

すてきです、時子が、どんな気持ちで茨城を出て、がんばってきて、いろんなこと、克服してきたのか・・・

このコンテストに賭けてんのか、よ~ぐ分がる。私は泣きそうになりました

 

でも何か時子らしくないな

時子にはさ、私、もっと堂々としててほしいんだ!

トッキーの「がんばってきました!」的なお涙頂戴!はたしかに泣けるのが好きな人には受けるかもしれませんが、ツイッギーコンテストではそんなの(失礼)求めてなんかいないと思います。明るく、ハツラツとしていて、見てるだけで元気が出てくるようで、これからの新しい時代を感じさせてくれるような「何か」を持っている人こそツイッギーなのでしょう。みね子ナイスでした!

世津子さんのカラ元気が痛々しい!

世津子さんと愛子さん、仲良くって楽しそうなのはイイです。しかし、あかね荘に流れてきたのは一時的であり、決して根本的解決にはなっていないと思うのです。馬場の十六文チョップも四の地固めもそれなりに決まってはいたのですが、彼女の心の奥の奥を考える時、素直に喜べません。

ただ単に劇中で描かれていないだけかもしれませんが、世津子さんはいまも悩み苦しんでいることと思うのです。いろんな意味で・・・
時間的制約等いろいろな事情で描ききれないのは分かるのですが、正直、世津子さんの葛藤、寂しさをもっともっと丁寧に描いて欲しかったのです。せっかくここまで描いてきたのにもったいないです。

それとも、「何かも忘れたい!」という気持ちからの世津子さん精一杯のカラ元気でしょうか?それにしては少し痛々しくって見てられないです。かわいそう過ぎて・・・これからみね子と心底からの対話もあるのでしょうが、いまだ実さんがらみでは収束まではほど遠く、着地点さえも見えていません。

世津子さんに限らず、トミさんの容体、愛子さんの恋バナ、五郎さん夫婦問題、綿引さん等々未だ進行中のお話&キャラクターがこれでもか!ってくらいありすぎて僕が心配してもどうなるものでもないのですが、ともがく心配です。これから松浦さん(懐かしいですね!)島谷さんも再登場するみたいですし、何よりみね&ヒデの恋の行く末が心配です。(こちらは進行中というより停滞気味ですが)

そしてですね、実さんの「すずふり亭、重箱問題」、果ては雄大先生の「ラーメン代返却問題」も未だ決着をみてはいません。どうでもいいような事が実は大事だったりするのですから馬鹿にはできませんよ、決して。

前にも書きましたが、すべてを描ききるために、あれもこれもと怒涛のように押し寄せる展開が果たして必要なのでしょうか? 朝ドラはなぜ?いっつもラストスパートが必要になってくるのでしょうか?やはり、みね子のこれまで大事にしてきた「人への想い」して「優しさ」を優先に描き切ってほしいのです。「お父さん!最後にみんなのみね子観がどんどん違う方向にいってしまうようでなんだかコワいです!」
~と♪「僕は思う」詞 相田毅 曲 谷本新 唄 kinki kids
NHK連続テレビ小説『ひよっこ』140話 9月12日放送分

 

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