自分と向き合う

2年京都に住んでみた!あなたのその京都移住計画ちょっと待った?!~京都の歌 勝手にベスト5~









そうだ!京都へ行こう!という観光キャッチの延長のようにそうだ!京都へ住もう!と、ふと思い立っちゃうだけでなく、実際住んじゃう人がいるんです。それが私でした。もうだいぶ時間が経ちましたが、2年実際住んで「もういいや!」と私的にはなってしまったのでした。

私もご多分に漏れず「大の京都フリーク」を自称していましたが、2年実際住んでみて、その好き度、印象はガラリと変わりました。一言で言ってしまうと「観光で行くのと、実際住んでみるのとは大違い!」ということでした。

それは、住んでみて初めて京都のたいへんな所も見えてきたけれど、逆に京都のステキなところ、キラリとした所も発見できた~ということを意味するのです。本当に京都に入れ込んでいる人で、諸事情が許すのであれば一度、思い切って京都移住計画を本当に移してしまってもいいのかもしれません。

ただ、その前にあなたの「京都スキ度」がほんものかどうかを知るために、知っておいてもらいたいことを今日は話したいと思います。自分を見つめなおしたくて、どこか引っ越しを考えているあなたにとって、京都は魅力的に映るかもしれません。

京都は本当にステキな所・・・しかし、光があれば陰もあります。普段、陽の当たらないちょっとした情報をどうぞ。

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突き抜けている京都・・・
安室奈美恵さんも京都の人に!

つい最近、安室さんが平安神宮近くのマンションを2部屋購入したのは有名な話ですが、沖縄出身で東京暮らしが長かった彼女がこれから先もずっと京都を好きでいてくれるか、ちょっと心配です。京都と一口に言っても、人口150万を抱える京都市から日本海側の丹後地域から奈良県よりの山城(やましろ)地域と幅がありすぎです。気候から雰囲気、田舎度まで何から何まで違ってきます。

そして、仕事をしながら京都に住むのか(ふつうはそうかもしれませんね)、学生として住めるのか、それとも定年退職等の後、移住するのかによっても印象はガラリと変わるでしょう。それは、仕事をすることにより、京都人とのディープなつながり、関係の中に組み込まれていくからだと思うのです。

京都の空気を四季を通じて吸い、京都のモノを食べ、そして人と付き合っていく中で、さまざまな経験をしてきました。これまで私は通算20回以上の引っ越しをしてきましたが、京都はいろいろな意味で突き抜けていました。

どこに住んでも、そこが「みやこ」になっていくのでしょうが、京都は最初から「みやこ」なんですからすごいです。刺激が欲しくてたまらないあなたにはおすすめの街です。

私が住んでいたのは、伏見深草と伏見区と大阪枚方市との間に挟まれた八幡市(〇やわた、×やはた)の2つの地域でしたが、京都、大阪どちらに行くにしても「快速」でしたら大して時間もかからず、とても便利なところでした。

私は仕事の関係で中間地点を選んだのですが、同じ京都市内でも駅周辺、観光メッカの下京(しもぎょう)、東山等に住むのとちょっと田舎の西京(さいきょう、さいけい、にしきょう、にしのきょう)、山科(やましな)あたりに住むのとはかなり雰囲気も交通事情も変わってきます。

私は京都内でも引っ越しをしましたが、できれば意中のスポットがあってず~っと同じところに住んでいられたらいいですね。そのためにも事前リサーチ、研究は絶対に欠かせません。

私が住んでいた八幡には、駅から近いところにかの有名な国宝石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)(上の画像)があって、ただこのお宮目的に引っ越ししてくる人がいるくらいなのです。だからといって、八坂さん、高台寺などの雰囲気が好きだからやっぱり東山区だね~というのはちょっと待ってください。

東山は祇園界隈も含み正直かなりざわついたところです。繁華街ですので朝に晩に世界中から人が集まってくるエリア(京都はどこでもそうですが、特にメジャーという意味で)なのです。おのずから家賃もそれなりにかなり高めです。

京都は京阪(けいはん)近鉄(きんてつ)をはじめ私鉄がかなり充実していますので、たいていのエリアの移動にそれほど不便はありません。観光スポットで選ぶのではなく、交通の便、住環境、雰囲気など総合的に判断したほうが絶対いいのです。

以上は「京都に住む!」ともう決めた方へのアドバイスになりますが、どうするか決めかねているあなたに、経験者が語るホンネを次は話します。

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京都が移住向きではない5つの理由!理想と現実、ギャップありすぎ!

ここでは、ステキでキラリとしたイメージの京都とリアル京都のギャップはどこにあるのか?京都の魅力とガッカリポンを私の偏見と独断で話していきます。先にも話しましたが、京都広すぎですので、京都市に限定での話です。

京都5つのガッカリ!

①とにかくアツい!暑い!暑すぎる~

4月のあたま位にもうクーラー使って驚いて、11月だというのに半袖でいる自分にビックリポン!いつもいつもこうという訳ではありませんが、そのくらい暑さが半端ないということです。もともとの「みやこびと」は当然、なんとも思わないのでしょうが、新参者にはちょっとどころでなくかなり堪えます。

私はかつて横浜にも住んでおりましたが暑さの次元が違いすぎます。夕涼みなんて言葉は京都にいるとすぐ忘れます。早朝から深夜まであのモワ~っとしたべとつく空気の重さは熱烈強烈です。クーラーを設置しないと真面目に本当に夜間熱中症になり、気が付いたらそこは天国か地獄ということになりかねないでしょう。

ただ、我慢強くなれます。そして、暑さへの耐性がついていますので、次に引っ越す場所を選ばず、どこにでも行き放題~というおまけもついてきます。

②家賃、駐車場は高め!

当時2Kで75,000円 月ぎめ駐車場1台 15,000円(当時)(東京都心エリアと比べると思いっきり安いですね)、そして住環境はゴミゴミしていて決して良いとは言えません。駅から徒歩で10分内エリア、当然駐車場までは歩いて行かなければならない物件でした。

電車が早くて確実で安いので電車ばかり使っていたという、クルマが何のためにあるのかさっぱり分からない不思議な生活でした。当時2台所有していたのですが、ほとんど運転しない状態(自家用車通勤が認められていませんでした、というより駐車場自体がありませんでした)でしたので1台売却したくらいです。

クルマの状態維持のため週末のみブーンとちょっと運転するだけの不思議なクルマとの関係でした。

しかし、都市部エリアへのアクセスは電車で十分なのですが、ちょっとはずれたところへ行くとなるとちょっと事情が違ってきます。バス等を使っていくとなるとかなり不便なのです、やっぱり。京都は中途半端な都市であるために、やっぱりクルマはあったほうが活動エリアは広がることは間違いありません。

③土着京都人のプライド高すぎ!

何度も聞かれました「こっち来てどのくらい?」もう、こればっかりです。10年は住まないと観光客扱いされるそうです。生粋の京都人のあのプライドはいったいどこから湧いてくるんだ~というくらい高すぎです。

別に高くっても付き合いやすければ構わないのですが、変わった人もまた多いのも事実でした。あくまでも私が京都にいた2年間で、限られた空間での話ですがいろんな意味で尖がっているのですね、京都は。

また、私は頑として関西弁、京ことばは使いませんでしたが、話すことば一つでいろいろ詮索されたりするのは「もう勘弁して~」という感じでた。

④人、ひと、ヒト・・・多すぎ!

都市部エリアの駐車場事情が困難を極めるのは仕方ないとしても、人間がまともに立ち止まれるようなスペースも雰囲気もまったくない観光スポットが多いのは、みなさんご存知のとおりです。週末の四条通の人の波に逆らったり、立ち止まったりすることはかなり難しいですよね。いつ行っても、どこへ行ってもとにかく人、ヒト、ひとです。

最近では「観光公害」「オーバーツーリズム」という言葉が使われているように、完全に京都は「オーバーキャパシティー」です。鎌倉の入車規制のように何らかの手を早急に打たなければならないところまできてきます。この前、出張で大阪に行ったついでに伏見稲荷に寄ってきましたが、その様変わりにビックリです。

以前からそれなりに観光客受けするお稲荷(いなり)さんではありましたが、しかし今では、インスタ映えするショットを狙ってか赤い鳥居の下に、スマホを携えた人がびっしりとアリの行列(失礼ですね)のように並んでいて、身動きもままならない状態だったのです。

本来、こういった寺社仏閣の参拝、拝観は静けさの中で心落ち着かせた状態で行いたいものです。神様仏様もそれを望んでいることでしょう。深い精神性が宿っている神聖な場所であるのに、そのすべてが観光化され、これらが放つ奥深さを何も感じることなく、ただただ見て知った気になって帰っていく~というのは本当に寂しい限りです。私はそう思います。

このようにそれなりに有名な観光スポットは言うに及ばず、マイナー、隠れた名所を狙って、いままで閑散としていた観光地ではないような場所にまで観光客が押し寄せてきていると聞いています。

私が思うに、余程京都に思い入れがあって、絶対、ゼッタイ何が何でも京都じゃなくちゃダメ!という人以外は、もっと他に住んでみる価値のある場所はたくさんあると思うのですが・・・現在の京都都市部に限っては、地域住民にとってもほんとうに住みずらい街になっているのです。

⑤京都より魅力的な所はほかにいっぱいある!

これはガッカリの理由にはなっていないかもしれませんが、「どうしても京都じゃなくちゃイヤ!」という人以外は、本気で探せばいくらでも自分にしっくりくる所がきっとあるはずなのです。

それだったらブランドなんかに拘るのはもうやめて、自分にピタッとくる場所を探そうではありませんか?実際、私は京都以外でも実際住んでみて大好きになったマチはたくさんあります。(ヨコハマ、御前崎(おまえざき)などなど・・・)

以上5点だけに絞って話しましたが、逆にこれらがなんとも思わないほど、京都が好きならば絶対京都に一度は住んでみるべきです。それほど京都は魅力にあふれている街です。

特に歴史好きの人には堪えられない街になること請け合いです。京都を拠点として、滋賀、大阪、奈良~とこれまた歴史のロマンを感じられるところが盛りだくさん。これらのありとあらゆるところに歴史を感じることでしょう。そして、観光スポットとなっていない隠れた名所もまだまだたくさんあって、自分の足で探す楽しみはこたえられませんでした。

いま思うともっともっといろいろな所へ行っておくべきでした・・・

みなさんも一生に一度は京都に住んでみるのも悪くはないかもしれません。私は2年でダウンしちゃいましたが、ステキな想い出をいっぱいもらって本当に京都には感謝です!

次は、「それでもやっぱり京都じゃなくちゃダメ!」というあなたが、さらに京都に住みたくなる京都の良さについて話したいと思います。

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京都ならではの魅力がいっぱい!
あなたもぜひ、一度は京都へおいでやす!

京都に住まなければ感じることのできない魅力を、多くの人に感じてほしいと思うのです。一方、住んでみて「やっぱりいいかな」「なんか、なんかね~」となってしまう人も少なからずいるのが京都のまたスゴくていいところ。敷居が高く、住む人を選ぶのですね。

訪れるたびに、良くも悪くもきっと自分だけの京都が見つかることでしょう。朝に晩に、四季を通じて京都はその表情を変えていき、特に早春、晩秋の京都はうっとりするくらいの輝きを放ちます。四季それぞれの京都・・・素敵ですよ。

第1回鴨川マラソン、淀川(よどがわ)市民マラソンなど、私の想い出は川とマラソンにまつわるものがとにかく多いのですが、高瀬川、桂川、鴨川など川が身近に感じられるのも京都のステキなところですね。

ちなみに「おいでやす」は一見(いちげん)さん、突然予期せぬお客さんに対しての京ことばなのに対して、「おこしやす」は馴染み、予約アリのお客に使うことばだそうです。京都は「らっしゃい!!」で済むカンタンなものも難しくしてしまうんですね。

京都市街地は朝でも晩でもランニングにはかなり不向きですが、あまり知られていないサイクリングロードがあるのです。淀川&桂川サイクイングロードなのですが、大阪湾から嵐山までノンストップで行けるのですからスゴいです!

ここは、サイクリングだけじゃなくランニングにもおすすめです。ディープなランナーも京都移住計画をあきらめてほしくはないです。

魅力的な観光地だけで終わらないのが京都のすごいところ。実際京都はいろいろな面で文化的な生活が送れるところです。いつでも各種講演、コンサートツアーなど目白押し。そして仕事はふんだんにあり、学ぶのにも最適な場所と言えます。

よく京都は「学生のまち」と言われますが社会人になってもほとんどの分野の各種専門学校、カルチャースクール、そして大学・・・と学ぶところに事欠きません。京都になければ大阪が近いんですから問題ナッシング。

私の学生時代は横浜市金沢区で過ごしたのですが、当時はモーレツに鎌倉に憧れていましたのでとにかく鎌倉に近い大学を探して決めてしまいました。

「かまくら」はひらがな表記、「ヨコハマ」はカタカナ表記がぴったりのそれはそれはうっとりする学生時代でしたが、いま思うと学生時代を京都で過ごしたかったな~と思うのです。四年以上という長きに渡ってちょっとディープに京都に住んでいれば、私の中の京都もまた一風変わったものになっていたことでしょう。

その意味で、これから学生としてどこにでも好きな場所へ移り住むことができるみなさんは、ぜひ選択肢の一つとして京都を入れてもらいたいです。どうしても「この大学の、この専攻でなければダメなんだ!!」という人は別として、「法学部だったらどこでもいい!」なんて人は京都にも法科のある私大はたくさんありますよ!

とどめですが、その上、ごはんがおいしいんですから京都はやっぱりスゴいです。おばんざい!。京料理が口に合わない人でも、ありとあらゆる食材が手に入り、食を提供してくれるお店がたくさんありますのでこちらも楽しみですね。特に京うどんはおいしいお店が多いですよ。

なんか、こうやって話してたらまた京都に住みたくなっちゃいました。次に住むなら私は迷わず宇治にすると思います。京都市街ほどざわついてなくってとっても雰囲気のある街・・・京阪を使う場合、中書島(ちゅうしょじま)で乗り換えなのですがイチオシの街です。

京都はこのように隣接したところにも魅力いっぱいのスポットがたくさんなのもスゴいです。

最後に一つだけ言わせてください。これまでの不動産、その他しがらみ、人間関係すべてを清算して「いきなり京都」に移住!~だけはやめておいたほうがいいです。ちょっとキケンすぎます。これから「京都」があなたにジャストフィットするかどうかは本当に未知数です。まさしく、人によりけりです。

あなたと京都との相性をさぐるためにも、まずは小刻みのジャブを打って、相手の出方を伺う~くらいのスタンスでいきましょう。これまでの数日間の観光から、2週間~数か月のショートステイ(ウィークリー&マンスリーマンションなんかを利用してもいいですね)まで踏み込んでそれでもやっぱり好きだったなら、移住の最初の一歩はやはり「賃貸」でいきましょう。

大きなハコを構えてしまうと、なかなか後戻りはできませんもの。不動産を購入する時は、やはり京都を終の棲家と決めた時にとっておきたいですね。

人、風景との新たな出会いは一生もののタカラモノ・・・仮に京都を離れたとしても「第2、第3のふるさと」がこころの中にあるなんてステキなことだと思いませんか。

※京都市移住ポータルサイト

※京都の大学生のリアルなライフスタイル紹介メディア「コトカレ」

※京都市移住サポートセンター

☆ここのところ、地元が京都の方からのしたり顔?中傷メールが多くちょっと煩わしくなってきました。これまでは個別にも対応しておりましたが、キャパを超えそうなのでこちらでお断りしておきます。(もちろん京都に住んでいる方、すべてがそうだなんて言えませんが、こういった中傷ダイレクトメッセージひとつを見ても彼らの誇り高過ぎる気質をじゅうぶんに現わしていると思います。)

こちらはあくまでも京都にこれから住んでみたい!という方に向け、ほんのちょっとでも参考になれば~というスタンスの記事です。京都に何十年も住んでいるからオレの言うことが絶対正しい~みたいなことを言われても、「?」や「なんかなんかね~」となってしまいますよ。

こちらは、京都が地元の方の憂(う)さ晴らしの場ではありません。

私は何も声を大にして京都礼賛しているわけでもなく、たった2年住んでみての個人的な感想を述べているにすぎません。あくまでも、全国のさまざまな土地に住んだ経験の一つとしてです。何も京都がすべてだ~などとは言っておりません。全国にはまだまだ京都以外にもステキなところはたくさんあるのですから。個人的に好きであえて選んだ八幡、伏見深草を

「あと、八幡とか深草とか…余程の地元民でないと住まない地域ですね。」

などとしたり顔で言うのはいかがなものでしょうか?「余程の地元民?」の「よほど」っていったいどういう意味ですか?もしかしたら、先祖代々住んでいる地元の方~という意味でしょうか?実際、深草のマンションの隣人は、この地が好きであえて東山から越してきた人でした。何より現に住んでいる方に失礼でしょう。好きで住んではいけませんか?

生まれてこの方、京都を一歩も出たことない!とえばって言うかたは、一度京都のそとに出てみることをおすすめします。きっと京都について新たな気づきがあると思います。と言っても、気位が高いでしょうから、まず人に言われてなんて受け付けないでしょうね。

他人のサイトあらしより、ご自分のお考えがあるのであれば、我がのステージで述べられてはいかがですか?(私はひとさまのサイトを荒らすほどのヒマは持ち合わせておりませんので、まず訪問はしませんのでどうかご安心ください。)

いずれにしましても、アラシもアンチも無視よりかは、ありがたいお話ですね。ありがとうございます。

京都の歌 勝手にベスト5!!

「千年の古都」都はるみ

「京都慕情」渚ゆう子


「京都物語」原由子

「北山杉」うめまつり

 KBS京都イメージソング「マイ・シャイニー・タウン」

関 連 記 事・情 報

※「住むならトーキョー?東京はエラくて田舎はダサいのか?♪「トーキョー・マイラブ」










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