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いじめ解決、親の対処法と心構え!「まずは学校に」がなぜ重要なのか?









家庭より依頼を受ける児童生徒はまず、いじめられている事実を認めません。どうせ解決はしないと思っていますし、何より加害者の報復が怖いのです 。そして彼らの自尊心からのことでしょう。

いじめの事実に気付いたのなら、親としてまず取らなくてはいけない行動は、いじめの事実をこどもに認めさせた上で学校に事実を伝え、相談、改善措置要求をすることなのです。

子ども自らのチカラのみで解決することもまた意味があるものですが、現代のいじめはそのような生易しいものではありません。本人、家庭、学校その他の期間が歩調を合わせてはじめて、加害生徒にとっての脅威、そして解決へと導かれるのです。

学校に相談で、学校は実際に動くか?

結論から言いますと、ほとんどの学校は動きます。ただ、いじめを告げられた学校の担任も、家庭から「いじめがあるようなので何とかなりませんか?」では、動こうにもいかんともしがたいです。たいていは、「では、注意して見守りましょう」で終わってしまいます。

まず、親が子供と正面から向き合い、この問題を一緒に解決していく決意のほどを示し、こどもに「いじめ事実」を認めさせなければならないのです。その上で学校に「現状、事実」を伝えるのです。

これは、電話だけでなく必ず「文書」にしなければなりません。今、被害を受けている事実、把握していること、そしてどうしてもらいたいのかの要求を文字、文章にするのです。箇条書きでもちろん構いません。

ただ実際にアクションを起こす前に一度冷静になってください。大切な子どもが傷つけられて怒り心頭なのはわかりますが、こういう時こそ頭を冷やし、いま何がいちばん大切なのかを考えるのです。

子どもと真剣に向き合い、いじめの事実が確認できたらいの一番にしなくてはいけないことは、学校に担任にこどもが受けているいじめの事実、状況を正確に伝えることのはずです。解決に向け、家庭と学校とが一緒に動き出すのはそのあとからのことです。

これから一緒に解決に向け協力が絶対必要になってくる学校、担任等の心証を悪くするような物言いは避けなければいけません。私も長年担任をやっていましたが、自分の怒り、思いをまず自分の欲望のまま相手に吐き出す親御さんには目の前、そして自分たちのことしか映っていないような気がします。いじめはいじめ加害者をはじめとしてさまざまな人間関係がからんでいるからこそ起きるものであるというのに・・・

自分も人間であるならば担任も人間です。こういった物言いしかできない人には、いい印象は持てないでしょう。担任は決して神様ではないのですから。

いかに自分の子どもが現在受けている状況が酷いものであれ、まずは事実のみを事実として伝えればいいのです。あくまでも冷静に徹するのです。

お忙しい中、今日は時間を取っていただいてありがとうございます。

娘がクラスでひどい暴言、暴力を受けていると聞きました。

子どもの毎日の様子、身体的変化からも親の私から見ても到底うそには思えないのです。

実際、娘から聞き出したいじめの事実はこちらにまとめて書き出してきました。

娘はもう学校には行きたくない!と言って譲らないのですが、親としてどうしたらいいのかいまは途方に暮れています。

そこで先生に、これから親としてどうしていったらよいのか教えてもらいたいのです。

~これはあくまでも例ですが、「こうしてもらいたい」「動いてもらいたい」「何とかしてもらいたい」「相手を相手の親をここに引きずり出してほしい」当然こういった感情は親ならあるでしょう。しかし、ファーストステップとしては、その思いは胸にしまって担任、学校の出方をまずは待つのです。これが得策です。

こういった感じで出られたら、普通の感覚を持った教員、いや人間であればだれでも「何とかしたい!なんとかしなくては!」と思うのではないでしょうか?

こちらの思い、状況を相手に分かってもらうためには相手の立場を思いやることもまた大切なのです。

学校への相談報告事実が大切なわけ

学校を飛び越して、いきなりの相談事例も最近では増えてはいますが、こういったケースの場合、まずは学校への事実報告を勧めています。

相談した、報告したという事実(繰り返しになりますが、文書でその形を残すのが大事(もちろんコピーをとっておく)場合によっては、会話もICレコーダー等で記録として残します)があとあと、何よりも大切なものとなるのです。

それは、学校に報告した~という事実が加害者、加害者家庭にとっては何よりの脅威となるからなのです。いじめ加害者も、学校、親、その他の諸機関が解決に向けて動いたとなれば、たいていはその手を緩めてくるものです。

相談を受けた学校としても、生徒がいじめ事実を認めた上、こういったキチンとした形で事実を告げられれば、動かざるを得なくなるのです。なぜなら、学校は子どもも心身の安全を確保する「義務」があるからです。

加害者を絶えず複数での監視下に置いたり、加害被害者どちらかの隔離、加害本人、家庭の指導が始まります。半数(形だけも含めて)はこれで鎮静化、収束化に向かうのですから、相談事実を残すためにもダメモトでまず学校に報告は必ずしなければなりません。

より問題をこじらせてしまう家庭の例として、担任、学校が信用できないからといって彼らを飛び越え、いきなり教育委員会であったり行政機関、その他マスコミなどと接触を持ってしまう父兄が挙げられます。

これまでの関係が良好でなかったとしても、彼らを飛び越えて単独で事に当たることは全くを持って得策ではありません。本来、学校、担任、家庭が一丸となって解決に向けてがんばらなければならないはずなのに、飛び越えられ、無視されたカタチになった彼らは面白いはずがありません。その後、協力を仰ぎたいと思ってもどのツラ下げて頼みにいくのでしょうか?

例え担任が今回のいじめに一枚絡んでいるような状況であっても、はやる気持ちを抑えてまずは事実、状況を探るためにも「まずは学校」なのです。

学校に相談、報告の前に親がやらなければいけないこと(重要)

これはもうお気づきでしょう。

子どもに、学校に事実を伝えることの意味と重要性を理解させる

子どもの了承を得る

この2つ無くして親は絶対に学校と接触を試みてはなりません。これは念を押しておきます。本当に重要なことだからです。この2つ無くして親が勝手にことを進めていった場合いったいどうなってしまうかは容易に想像がつくでしょう。

学校に事実を伝える→教師から加害生徒への指導→加害生徒の怒り爆発→怒りの矛先がわが子へ→子供の親に対する不信感、怒りが爆発→すべてが水の泡どころか、これからのために最悪の状況に・・・

最後の最後の砦、家庭で一緒に暮らす親子が敵対関係成り下がってしまっては、これからどうやってこのいじめ問題に立ち向かっていくというのでしょうか?

こうなってしまう前に子供に「学校にいじめ事実、状況を伝えることの意味と重要性を理解させる」ことが何より重要になってくるのです。子どもの中でこれらが十分に理解され納得できるものになっていったならば、すんなりと「学校に話してくれ」となることでしょう。

わが子に理解させなければならないこと

①いじめ解決に向けて学校に事実、被害の実態を伝えるにあたって、「子どもがいじめの事実を認めている」ということが大前提となり、子どもと親が一枚岩になっているということが何よりも重要であること

②いじめをこのまま放置、やりすごすことは全くを持ってあり得ないことであり、いま加害生徒の行為は学校のみならず社会でも絶対に許されない行いであることを、加害生徒、家庭、学校に分からせる必要があること

③学校には児童生徒の心身の安全を保障する「義務」があり、いじめの事実を常に把握し、教師であれば管理職に、管理職であれば教育委員会に逐一報告しなければならない「義務」があること。そしていじめの事実が確認されたなら、その解決に向けて全力でことに当たらなければならい「義務」が彼らにはあること。

④たとえ、これから学校にまったく行かなくなったとしても、いじめの事実があったこと、こちらの主張をキチンとしたカタチにして学校に「伝えた」という事実があとあと、とても重要な事実になること。

⑤何よりも、あなたのこころと身体を守るために、このことだけはしなければいけないものであること。

これらのことを時間がかかっても構わないので、これらのことだけはじっくりと子どもに理解させなければなりません。

現代のいじめは執拗、陰湿、凄惨さを極め、加害生徒、家庭も一筋縄ではいかない卑劣な人間が多いことを忘れてはなりません。途轍もない敵に、これから立ち向かおうとしているのですから、こちらも相当の覚悟と準備が必要になってくるのです。心してください。

むずかしい完全解決

学校に相談報告して、いじめのすべてが解決するのであれば、私のようなところへは誰も相談などしないことでしょう。学校がいじめ解決のため色々と手を尽くした後も、本人の、加害者被害者間の人間関係は続くのです。たいていはギクシャクしたり、教師の見えないところ、校外等さまざまな場所でますますいじめに拍車がかかった事例を何度も扱ってきました。

「もうコイツなんかとかかわりあうのはごめんだ!面倒くさい!」となってくれれば大万歳なのですが、そうは簡単にはいかないのが現実なのです。実際ここからが正念場です。 学校、教師、親、本人、そして我々の本気度が問われるのです。その後も継続して、決して手を緩めることなく、「いじめは許さない!そしていじめ問題と真っ向から対決していく!」という本気の姿勢を崩してはいけないのです。

ただし、人格を貶めるような言動、金品の要求、性的ないじめ、暴力、万引きの強要等々、「いじめ」とは言えない「犯罪」に関しては学校に報告したうえで、即警察に相談することを強く勧めます。 もはや現代の「いじめ」とよばれる行為は我々大人が普通に考えることのできる「いじめ」ではなくなってきているのです。陰湿で粘着性があり、時に凶暴です。何かが起きてしまってからでは遅いのです。

いじめ問題の落とし込みとして、被害者の究極の選択は「転校」ですが、私は正直言ってすすめません。SNS等を駆使する現代っ子により、こういった情報はスグに拡散されやすいです。何より、転校先はまったくの未知数です。これまでと同じ、いやそれ以上の扱いを受け、傷口が更に広がり、立ち直れくなってしまうほどのダメージを受けるかもしれないのです。

それであったらむしろ、安全がかなりの確率で約束されているフリースクール、通信制高校、自宅隔離といった選択のほうがよいでしょう。こういったさまざまな選択肢を視野に入れるのも、こどもの未来のため必要な事ではないでしょうか?

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こどものこれからのために親ができること

いずれにしても、こどもが一人で悩み抜き、最終的に最悪の選択をしてしまうことだけは絶対に避けなければなりません。そのために、親はこどもに事実を認めさせ、一緒に立ち向かっていかなければなりません。

例え、根治解決とならなくとも、いじめ問題に一緒に闘ってくれた、学校、親がいたんだ!~という事実はこれから生きていくこどもの自尊心の大きな支えとなるのです。

こどもが関心を持っていること、仲のいい友人の名前、クラスでの様子~何気ない普段からの対話を積み重ねていれば「普通」の親子関係であればこどもの異変には気付きやすいのです。もっともっと、こどもの成長に関心を持ち、日々の会話を大切にしてください。

この頃の子どもたちの特徴として親との接触、会話を嫌う傾向があるかと思います。成長の一過程ということで、これはこれで、仕方のないことです。子どもに対してまさか親がへりくだったり、下手に出る必要などはまったくありませんが、付かず離れずの距離で見守っていく~こういった親の一貫とした姿勢を子どもはしっかり見ているものです。

相手にされていない、期待されていないといった受け止め方以上に子どもが一番に傷つくことが「自分は愛されていない」ということです。子どもへの愛情表現に遠慮はいりません。悲惨ないじめの最後の砦となり得るのはやっぱり、家族の愛情なのですから。

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※「いじめ自殺を考えているあなたへ、知っておくべきこと!確実に死ねる方法をググるより、確実に自分を活かす方法の提案!

※「いじめ自力解決事例 方法や対策よりも一生に一度の本気!自らを頼み強くなれ!

そして、結論!

まずは、いじめ事実をこどもに認めさせよ!

親が守らずして誰が守る?!

学校への報告相談事実があとあと大切になってくる!

学校と家庭、そして本人の歩調を合わせることが大切!

普段からの子どもとの会話こそ、何より重要!












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