いじめ 相談ケース

いじめ自力解決例・・・一生に一度の本気!やってみる価値がある!♪「ガラスの小びん」吉田真里子

投稿日:2017年4月19日 更新日:

誰にも頼ることなく辛かっただろうに、本人自らの「力」によりいじめ解決にいたった例があります。実はこれが一番であり、何よりこれから力強く歩いていくことができるのです。絶望から這い上がって、光を見出した彼の例を紹介しましょう。「自信」それは、自らを信じ、頼る力であり、生きる力となるのです。

本気で自分と向き合う

実は、彼とは結局最後まで会うことができなかったのです。メール、電話のみの付き合いでした。地方在住の中学生で、1年の終わりころから、これまで仲の良かった友人グループ5人より、態度がハッキリしない、弱々しい(本人の話)という理由で暴力を伴う執拗ないじめに苦しんでいました。一線を越えてしまうようないじめや暴力ではないが、「もう我慢の限界」と叫ぶ彼は死をも考えていました。学校に相談しても解決にはならず、親には恥ずかしくて情けなくて言えないという。そして私との巡り会わせ。

「今まで、本気出したことって何?」

「何にもない」

「一度も?」

「一回もない」

「死ぬのは簡単、でもその前に、一度も本気出さず死んじゃって悔しくない?何か本気出せるもの見つけてみない?」

電話は長時間に及んだのですが、彼の口から、格闘技に興味があり、小学生まで柔道を習っていた。勉強は嫌いではないが、学習に集中できず、成績はガタ落ちである~等々、様々なことが聞けたのです。実は彼はいじめを忘れたいがためか、無心になれるものを必死に探し続けていたのでした。

極真空手との出会い

その答えが「極真空手」であったのです。「心を極める」「型」とか様々な専門用語をよくメールしてきて、私には正直あまり理解できなかったのですが、彼の一生懸命な様子は文面からヒシと伝わってきました。3~4ヶ月も経った頃、「気が充実し、心が清められ、相手が何を考えているのか読めるようになった!」とこれまた私自身深く考えてしまうような内容のメールが頻繁に届くようになったのです。声が聞きたくて電話もしました。明らかに声に張りが生まれ、何かいきいきとしている。彼の中で何かが芽生え、息づいてきたようでした。

ただ、自らの「力」を加害者を叩きのめすために使うことを恐れた私は、「一歩間違ったら、武術は相手の命を奪うことにもなりかねないことを常に頭に入れておくように!」と何度も念を押しました。そして、空手の「昇級審査」という目標ができた彼のパワーは学習にも振り向けられていったのでした。「やればできる!」「変われる!」という何かをつかんだのでしょう。それからの彼はすさまじい執念で突き進んでいったのです。前へ。

悔しさをパワーに変えて

それからの彼には明らかに「自信」が芽生えました。「何をやっても中途半端、自信のない軟弱な自分と別れたかった」とも言っていました。学習も、もともと勉強は好きであった彼が本気を出したのだから止まる所知らず。学年のトップクラスに位置するまでになったというのです。そして、明らかに、いじめグループ、周りの人間が彼を見る眼が変わっていったのだそうです。そんな彼を気に入らないのが、いじめグループ。ある日呼び出しがあり、現金を要求され、それを毅然とした態度で突っぱねたとたん、相手の手が彼へと伸びました。その手を掴み、相手を汲み伏せることに成功したというのです。そこには、優柔不断で弱々しい彼はもはやいなかったのでしょう。彼が「自ら」の手で「自信」と「自分」とを取り戻した瞬間でした。

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信じるものがあれば

何か、自分が頼(たの)むもの、信じるものがあれば人は強くなれます。それは「自ら」の力で見つけ、そして掴(つか)むしかないのです。厳しい言い方かもしれませんが、もはや「いじめ」と呼ぶことができない「犯罪」はさて置き、自らが強くあらねば、ならなければ、いじめ根本(こんぽん)の問題は解決しないのです。これから先も「いじめ問題」に限らず、様々な困難が待ち受けているのですから。その都度、学校、親、他人の力に頼っていくのでしょうか?

これは自分と向き合い、目覚め行動していった結果ですが、いつもこううまくいくとは限らないのです。強くなれない、信じられる人間が誰もいないいじめ被害者も当然いるでしょう。そんなときはどうすればいいのでしょう?!そんな時は、自分だけは「自分」、つまりあなたを、決して見捨てないで信じ抜いてあげて欲しい。必死に耐え抜いていることだけで、十分にすごいことなのだから。耐え抜くことにも意義があるのです。苦より生まれる光もあるでしょう。いや、「苦の中にこそ光あり!」と私は思います。

私自身も出口の見えない真っ暗な道を耐えて忍んで歩んできたから、少しはあなたの気持がわかります。でも、私は暗闇から脱け出すため、必死に自分で出口を探し続けたのです。いじめ問題に限らず、壁にぶち当たった時というのはある意味、自分との闘い、そして自己との対話が求められているのです。そしていつもこの営(いとな)みは辛くさびしくそして孤独です。この孤独と向き合うことから何かが生まれてくると私は信じたい!

あなたにはあなたの「生きる道」、「信じるもの」がきっとあるはずなのです。これは生まれる前からの約束です。

ただ、あなたは今はそれに気付いていないだけなのです。ここであきらめてしまっては、投げ出してしまっては悔しくはないですか?もったいなくはありませんか?

時間がかかってもいいのです。回り道でもいいのです。寄り道もまた楽し、失うものあれば得るものアリ~っていうではありませんか?

あなただけの道、立ち止まっているようでも実はちょっとずつ進んでいるのかもしれませんよ。

さあ!まずはその一歩踏み出してみませんか?


そして、結論!

自分を見捨てたら、そこでゲームオーバー!

強くなれずとも、自分を信じ抜け!

一生に一度くらい本気になれ!

「ガラスの小びん」詞曲歌  吉田真里子



 

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