「やらなくっちゃ!」と頭では分かっていても、なかなか行動に移せず、どんどん仕事が溜まっていって締め切り直前に猛ダッシュ!
追い込まれてこそ発揮する潜在的なパワー!、スゴいけれど、「即、行動!完了!」ってほんとうに気持ちいい!
私たちに残された時間が限りあるものなのであれば、その残された時間を最大限に活かしながら脇目も振らず突き進むしかないのではないでしょうか?!
今回は、すぐやる人とスッキリ!の関係を解き明かします。私がぐうたらのんびり人間からアグレッシブスタイルに変われたとっておきの方法を公開!
渡辺美里さんの「いつかきっと」じゃないですが、「いつかきっと」症候群にかかった人たちに「いつかきっと」は永遠に来ないと私は思うのです。
「明日やろう!は、明日もやらない!」
未来の自分に期待する幸せな人たち
タイムイズフライ、時の経つのは早すぎます。そして、人生何かをやりとげるには余りにも短すぎます。「いつかきっと」と未来の自分に淡い期待を抱くのは、幻想にしか過ぎないのではないでしょうか?「いつか」ではなくて「いま」しかないのですから!
人が未来の自分に期待を抱くのは、そうしなければあまりにも今を生きるのが辛いからではないでしょうか?「将来はもっとよくなる。今はしょうがない。」うすうすそんな将来が永遠に訪れないことは、みんな分かってるくせに自分がかわいくて今の自分に目をつむっているのでしょう。
私も昔は「幸せな人たち」と同じでした。「今の自分は本来の自分ではない。自分は一教師だけで終わる人間ではない。」「何かもっと自分の道があるはずだ!」~と今思うと恥ずかしい話ですが、日々幻想と日常がごっちゃまぜでした。
しかし、ある日突然気付いたのです。
「期待するだけでは、何も変わらないし、変えられない。ただ毎日がむなしく過ぎ去っていくだけだ。この寂寥感(せきりょうかん)はもうたくさんだ!」
「いつかきっと」はこれからもゼッタイない!ことに遅ればせながらも気付いた私は、「結果」が欲しいのであれば、生きている今の「行動」を変えなくてはならないことにもまた気付きました。この「即」「行動に移す」ということのパワーは計り知れないのです。
頭の中で考えているだけでは、何もしなかったこととおなじ。自分は何が欲しいのか、何をしたいのか?どこに行こうとしているのか? そのためには「いま」「何を」どうしなくてはいけないのか?これをまず、はじめにハッキリさせなければなりません。
後は走り出しながら考えました。人生はあまりにも短いです。考えているだけで、人生のゴール地点がすぐに見えてきてしまいます。こんな夢想家になってしまっては一度きりの人生あまりにももったいないですよね。
こういった生き方も、またそれぞれの人生であるので否定はできませんが、やっぱり死ぬときは「いい人生だった!」と私は思いたいです。
身体を壊したことがきっかけで私は教師の職を辞しましたが、これも、考えた上で「行動」した結果なのです。そして今の自分があります。私はこれまで自分なりのルールに従って生きてきましたが、この機会に新たに「決まり」をつくったのです。
スポンサーリンク
①今日できること、やるべきことは明日には絶対に延ばさない
②迷ったら、まずやってみる、挑戦してみる
③自分の中の内なる声をきき、それに従う
④新しいことにこそ、挑戦していく
⑤後悔はしないが、反省はする
仕事のできる人を分析してみた結果、
見えてきたもの
実はここで話すのも憚(はばか)れるくらい、昔の私は先延(さきの)ばし、現状維持が大好きでした。ず~っとこのままのスタイルでいくつもりでした。自分の〆切直前の集中力に自信がありましたし、むしろ自分は追い込まれて本来のパワーを発揮できる人間だと思っていたのです。
しかし、それは過信にすぎませんでした。教師時代、いつもどおり、提出文書を5つも6つもためてまとめてやろうと思っていて、忙しいことに感(かま)けて直前までスタートを切らなかったのです。そろそろ始めれば間に合うだろうと思い、いざ着手してみて青ざめ~。
開封もしていなかったので提出文書を開封して唖然!準備にかなりの時間と実際まとめるのにたいへんな作業を伴う大仕事だったのです!結局、出すことは出しましたが、ただ出しただけのプロとして恥ずかしく情けないものとなってしまったのです。
ほんとうに情けなかった。自分のこれまで貫いてきたスタイルは、自分みたいな凡人には無理だと悟った出来事でした。
すぐ行動に移す!ことを心に決めたものの、なかなか重い腰が上がらず、そう簡単に変われる訳などありませんでした。そこで周りの人たちを観察することにしたのです。職場のほぼすべてのひとたちをつぶさに観察していきました。すると面白いことに、仕事ができて、しかも早く、確実に処理していっている人に共通の「事実」が見えてきたのです!
①机の上がスッキリ!PCのデスクトップはもっとスッキリ!
②時間に厳格!
③自分に厳しく他人に優しい!
④話し方が理路整然としていてとても分かりやすい!
⑤時間の使い方に無駄がない!メリハリがきいている!
⑥できる人にほど仕事が集中する!
スポンサーリンク
これらの共通事項が見えてきて、凡人は凡人なりに分析を試みました。時間の使い方がキーになっていると思い、時間管理術等のビジネス書などを数冊買い込みました。なるほどと思うものの、本に書いてあることを実行できたのは最初の3日間くらい。
まさしく三日坊主でした。最初は「石の上にも三年」の意気込みだったのですが、またもや続かない自分にいやけがさして、「できる」同僚に直にその秘訣秘密をきいてみたのです。先程から「3」という数字の連発ですが、「3」という数字には何かパワーがあるのかと思い込み、「3」人にそれぞれ聞いてみました。「3人寄れば文殊の知恵」
ビックリしましたよ!それぞれ別々に聞いてみたのですが、なぜかみな「すべてをシンプルにすること」この重要性を説いてくれたのです!極力(きょくりょく)、ものを排除し、仕事に必要である文書などはきちんと管理整理し、必要な時には即、取り出せるようにしておくことだというのです。
また、シンプルにすることにより、心にも余裕がでるのだそうです。それを聞いてから私は、すぐ行動に移せるような環境整備に着手したのは言うまでもありません。
捨てることにより、得るものもある事実
この大変重要な「事実」に気付いた私はラッキーでした。自分でもこんなにも変われるんだ~と思うくらいに変わったのですから。
まず、それまで物欲の塊(かたまり)であったのが「モノ」に対する執着がほとんどなくなりました。結局、死んでからあの世(私の場合、地獄かもしれませんね)に持っていけるものなんて自分の魂以外ないことに気付いたから・・・
それまではクルマ4台所有(ばかの極み・・・今思うとしかし、当時はクルマを愛していたのです。今もすきは好きですが愛してはいないです)、フィギュア、モデルカー等のコレクションは店を何件も開けるほど所有、ステイタスを高めるため(と、当時は浅はかにも思っていたのです)携帯電話の「良番」を10本以上も所有維持(ばかの極み極上)、それに加え数千冊に及ぶ蔵書があったものだから床がいつぬけてもおかしくなかったくらいでした。
モノの「断捨離(だんしゃり)」を断行してから、あら不思議・・・まわりの景色だけでなく、なぜかココロもスッキリ!この「断捨離敢行!」の様子は
「若者こそ断捨離そして終活・生前整理を~モノ・しがらみのスリム化はあなたに何をもたらすか?~」でかなり詳しく話していますので時間のある時にでもどうぞ。
そしてもっともっとすごい期待もしていなかった効果があらわれはじめたのです。
①新しいアイディアがつぎつぎと浮かんでくるようになり、
②片づけ、そうじが大好きになった。
つまり、あたまの中、そしてまわりの環境がスッキリしていないと落ち着かないタチになってしまったのでした。
なんでも屋に専門家がいないように、何にでも手を広げすぎ、器用貧乏になってはいけないことも大事なことだと思うのです。一つのことに集中、注力するということは同時に何かを捨てるということでもあるのです。
この「捨てる」決断も「いつか」に延ばすのではなく「いま」やるのです。
「いま」を変えなければ「いつか」はゼッタイに訪れません。そして、
なにかを捨て、「行動」し続けた時、あたらしい自分に出会える。そう私は信じています。 Sponsored Link
残された時間を計算してみた!
「時間」と「人間関係」の断捨離
時間だけは私たちに平等に分け与えられている・・・・私もずっとそう思ってきました。
しかし、自分の可処分(かしょぶん)時間(好きにしていい、自由になる時間)をきちんととらえ、管理、見直し~している人と、そうでない人との間にはもはや「平等」とは言えない大差がついてしまっていることに私は気付いたのです。これは私の中ではとても大きな収穫でした。
毎朝起きてすぐスイッチを入れるTV、延々と深夜までなんとなくのネットサーフィン、友人とのどうでもいい長電話~いままでなんともったいなかったことか。
自分に残された年数、時間を計算してみてさらに愕然!!まだまだやるべきこと、やりたいことはたくさんあるのに、残された時間があまりにも無さ過ぎる!
懲り症なので、一度ドつぼにハマるとまっしぐら!まずは、残された時間がとにかくないのだから、ある時間を有効に使うしかない。当たり前ですが、削れるものはどんどん削っていきました。(やらないものを決める!)
私がやらない~と決めたのは「TV」と「ネットサーフィン」、この2つともう1つ。
それは、つまらない人たちとのお付き合い・・・
「つまらない」とはたいへん失礼な言い方ですが、義務感ありありで仕方なく出ている飲み会ほどつまらなく、しんどいものはありませんよね。義理であったり、心から好きといえない人たちに無理して付き合う時間があるほど、私たちには余裕などないような気がします。
生きていられる時間というのは刻一刻と過ぎ去っていってしまっている現実に私たちはもっと目を向けるべきではないでしょうか?
そしてこれまでは、勉強学習、仕事に関しても、どんどん拡大拡張していきたがるタチで、ありとあらゆる方向性を探ったり、様々な勉強のつまみぐいをしていたものでしたが、「やらないものを決めた!」のです!
つまり「一極集中!!」です。
ココロの「断捨離」を断行してから、あら不思議・・・まわりの景色だけでなく、なぜかココロもスッキリ!いまやるべきことに集中できるようになったのです。これもまた、本当に大きな収穫でした。
一極集中!「いまこの時」
「一点」にフォーカスすることの大切さ
生きていれば、悲しみに暮れ、落ち込む日もあります。そんな時、私にはいつも思い出す歌があります。「果てしなき闇の彼方に」・・・3番に「明日は明日の陽が昇るだろう」「お前もきのうにはもう戻れやしないのさ」という一節があります。
そうなのですね。今日というこの一日は、再び訪れることは決してないのです。なぜ、人は「今」というこの時をさて置いて「未来」というとらえ難く得体のしれないものに期待するのでしょうか。
それは繰り返しにはなりますが、人間とは「自分はある程度、先まで生きている」という前提の下で、「これからは、きっと良くなる!」という根拠のない妄想を描かずにはいられない生き物だからでしょう。
この妄想に生きるスタイルから脱却して、「今を生きる」主義に転換しないと、いつまで経っても「自分探し」がやめられない、終わらない、妄想に生きる永遠の青年になってしまうのではないでしょうか。
「時間」という概念について、私たちはみなスパン(期間)で考えがちですが、私はスパンではなく、「ポイント(点)」でとらえられるようになりました。点と点が集まって、当然スパンになるのですが、ここで重要になってくるのは「DO」(実行)の部分においてなのです。
この一点において、「やるか(DO)、やらないか(DO NOT)」だけが未来を決定づけるものと信じて私は日々、自分に鞭打っています。
「点(今というこの時)」を疎かにするものに、未来はあるのでしょうか?
気が付いたら、自分のやりたいこともまだ何もやってなく、夢も何一つ実現せず、一生夢見て終わった幸せな人生でした~なんて全然笑えないですよね。 改めて思うのですが、人には今この時しかなく、この一瞬、そして一つの事に賭けることが大切なのではないでしょうか?
そして、その集中は、積み重ね続けてはじめて、「未来」という「果実」が得られるのかもしれません。
ブレずに、努力を続けることができる、これもまた自分を活かす立派な才能でしょう。
エスカレーション!
「自己時間管理術」のすべて
何か目に見える「カタチ」で今日やった証(あかし)がほしい!
さらに向上への欲求はエスカレートし、さらに深みにはまっていった私がとった行動は前に一度挫折、失敗した「時間管理術」の研究でした。さらに十数冊の本を読みあさったり、ネット検索したりして実行に移したりもしてみましたが、どうもこれまた自分にはしっくりこないのです。アイフォンの時間管理アプリ、「TO DO LIST」等も試したのですがたが、「なんか、なんかね・・・」
私はこれまで週間、月間、3ヶ月間とスパンを区切って目標を立て、実行見直しをしていたのですが、そこで、これを1日単位で管理チェック見直しすることにしたのです。よくみなさんやっている「TO DO LIST」ですね。私の実際の方法を紹介しましょう。
①夜、寝る前に明日のやるべき、やりたい課題を箇条書きにする。
(ノートでも1枚のペラ紙でもよい)ただし、1ページ全体を使い、1ページ完結が原則。
夜、床に就いてから眠りに落ちるまでの間、明日の事項をそらんじ、すべて終えた自分をイメージング!!
②朝起きて、昨日のリストをもう一度確認し、必要があれば修正する。
③専用手帳に上下の画像のように一日分のTODOLISTを書き下ろす。
①私の手帳の場合、見開き1週間ですが、画像のように「28」のパーテイションに分けています。
②1コマの所要時間が30分程度で終えることができる内容を書き込んでいくと、2時間かかる内容は①~④になるわけでですね。ということは一日合計「14時間」の活動内容を書き込んでいくことになります。
③活動を終えた(もしくは成果があがった場合)1つのマスを蛍光ペンなどで塗りつぶしていく!もちろんオリジナルが一番!
※自宅に帰ってからの可処分時間が3時間の人が3時間を大きなパーテイションに分けて、3時間集中すれば1日のコマをすべてクリアできるようにしても勿論OKです!
④タイマーの活用
職場などでタイマーが使えない方は、バブル機能タイマーもあるので是非タイマーを活用してみてください。
私の場合、28分で区切り「カウントダウン方式」でタイマーを鳴らしています。
⑤見直しチェック
一日が終わった段階で本日の成果、活動の見直しと明日の計画立案
一日ごとにこれを繰り返し、1週間の終わりには1週間の見直しも行う!
⑥ごほうび
私の場合1週間すべてのコマをクリアできたときには自分に「ドライブ」のごほうびをあげているのです。これがけっこうたのしみで、ウキウキしたりなぜかするのですから不思議ですね。
(私は、あとから前、もしくはもっと前の週のコマを塗りつぶした時はクリアとはしていませんが、これもオリジナルでよいと思います。)
スポンサーリンク
※秘訣!
これは、ここ数年チェックリスト手帳にして気付いたワザ。
「強制的にやる」方向に持っていくためには
①カウントダウンタイマーのスタートボタンを押し!
②チェックリストの一コマを強制的に塗りつぶしてしまうと
やらざるをえなくなりますね。(私の場合)
即!やれる状態に強引にもっていく・・
実はこれがいちばん大切!
いくら時間を自分の管理下におき、コントロールできるようになったとしても、常に「即」「スグ」できるウェイティング状態になっていないとあまりにもロスが大きすぎます。
仕事にせよ学習にせよ、たいていみなさん「即」やれる人・取り掛かりが早い人になりたい!と思っていることでしょう。好きなことや趣味なんかでは、誰に言われずとも「すぐ」が当たり前なのにどうして仕事や勉強ではこうも重い腰を上げることができないのでしょうか?
これは実は、人間の意識の問題とその環境から来るものなのです。
苦手、しんどい、めんどくさい~といったものには関わりたくない、手を付けたくない、やるとしてもギリギリまでやりたくない・・・といった人間の現状維持機能が働くためと、「即」やれる状態の環境になっていないためなのです。
だったら、苦手意識を取り除いてあげ、即!ものごとにとりかかれる環境を整えてあげればいいだけのことなのです。そのためには強制的に自分を駆り立てる方法も時には活用していきますが、いったん軌道に乗ればあとはほんとうにラクラク。
やがてそれは習慣となり、アレコレ考えるよりもまずはカラダが勝手に動くようになります。
仕事が遅くとも勉強がなかなか進まなくとも別に構わない、そういう自分も好き・・・という人がいても当然ですし、そういう気持ちも少しはわかります。でも、本当にそれでいいのでしょうか。
みんな生きていられる時間は限られているわけですし、時間を有効・有意義に使いこなし自分のものとし、最大限の成果・果実を得たい!と思っているはずです。だとしたらこれまでの自分を振り返り、これからについて真剣に考えることはとっても大切なことなのではないでしょうか。
まずは、環境をスッキリさせよう!
まずは、これです。仕事をいざ始めよう!勉強にとりかかるぞ!というその時に机の上は乱雑極まりなく、どこに何があるのか分からず、決裁期限間近の書類が下の方に埋もれていたり~だとしたらそれこそ集中してどころか、探すのが仕事になってしまって雑念が入り込みまくりです。
必要な文書・書籍、文房具が整然と整理されているには言うに及ばず、仕事場廻りの環境、インテリアにもこだわりたいものです。
何をいまさら・・とか、こんなことにこだわって・・・なんて声が聞こえてきそうですが、一事が万事、小さいことを疎かにする人は大きな事も成し得ません。私は仕事のスタートダッシュに成功するために、毎朝書斎、仕事場のそうじから仕事開始です。チリ一つない環境はやっぱり気持ちいいいですね。
私は環境の大切さに目覚めてから書斎、仕事場のレイアウト、インテリアにもこだわりまくっています。照明、採光、間接照明はもちろんのこと、デスク、シェルフ、PCに至るまで気持ちよく使え、機能性にあふれたものを使っています。
例えば,PCは既製のデスクトップPC+自作PC+ノートPCでキーボードはDELLのエイリアンウェアのものを採用しています。マウス、トラックボール一つにしても自分にピッタリくるものを厳選して使っているのです。既製のなんでも一緒にくっついているのを使うのも一つの方法なのでしょうが、自分にしっくりくる選択肢はほかにいくらでもあるのにもったいないことだと思うのです。
すべては、すぐに仕事に取り掛かれるような環境にスタンバイさせておくことが大切なのであり、そうすることは時間の無駄を省くことにもつながるのです。そして機能性にあふれキレイな環境はなによりも仕事をしていても気持ちがいいですよね。わずかな時間でも仕事・学習していく環境・・・積み重なっていけば莫大な時間です。もっともっとみなさん、仕事場にこだわってもいいのではないでしょうか。
Sponsored Link
あなたに変化をもたらす11つの考えと方法
やるなら、いま!しかない!
それからというものの、さらにさらに「時間管理術」を極めるべく試行錯誤を繰り返していったのです。
下に挙げたものが、私が毎日心がけていることがらです。
①何のため、いま、これをやるのか~をハッキリさせる!
一人の人間の行動の変革のためにはまず、意識を自ら変えていく必要が絶対なのです。
そしてこの自己意識改革のためには、なりたい自分像、達成したい目標がハッキリとイメージ化されていなければなりません。まずはここからスタートしましょう。明日からではなく、当然、いまからです。
②常に仕事に優先順位を付け、順位の高いものから着手し、その成果を目に見える形であらわす!
結果が欲しければ、自己の考え・行動を変えていき、着実に実行し続ける・・・これしかありません。
時間は有限、自分のカラダは一つ・・・なのにやるべきことは盛りだくさん~。実は、やらなくてはいけないことをたくさん抱えながらも、なかなかできないやれない人の多くはあれもこれもと欲張り、課題の優先順位と取捨選択ができていない人がほとんどなのです。過去の私がそうでした。
そうなのです。自分がいまやるべきことの取捨選択をし、それに優先順位をつけられれば、あとは一極集中的に処理していくだけなのです。
③捨てる勇気を持つ!
②で述べたように、ものごとに優先順位をハッキリと付け、
★いま、やるべきこと
★いまではないが、やらなければいけないこと
★やらなくてもいいこと
このように3つにキッチリカッチリと分け、特に「やらないもの」をバッサリ捨てることが大事です。捨てることにより「いまやならくてはいけないこと」「いまだからこそできること」にのみフォーカスすることができるのです。
④雑念を振り払う
いざ!取り掛かろう!という段階になっても、気になること、悩みごとなどいろいろあっては仕事を始めたとしてもなかなか集中できないでしょう。仕事の処理にあっては当然集中力もまた重要性を帯びてきます。
こういった雑念を取り除いてあげ、仕事に没頭集中するために、気になるものごと、後からやらなければいけないことなどは専門のノート、PCなどに箇条書きでもよいのでメモっておくことをおすすめします。
また、仕事・勉強の大敵、ネットサーフィン・スマホ・ゲーム・TV・雑誌の類は作業環境からできるだけ遠ざけておくことです。意識の改革がなされてからはいくらこれらのモノが近くにあろうが手を出すことはまずありませんが、最初のうちはこういったツールに手が伸びぬようあえて遠ざけてあげるのです。こちらも環境整備の一環ですね。
⑤仕事、勉強は段取り(ダンドリ)がすべて!!
仕事を実際に勧めていくにあたってこれが最重要項目です。間違いなく・・・この重要なことについては詳しく「やるべきことを確実にやるために~仕事はもう段取りからはじまっている~」で話しております。実際、かなり重要です!主なものだけを箇条書きでピックアップしておきますが、一度目を通されると今回の記事の理解がさらにアップすること間違いなしです。
★常に自己の「処理能力」を把握しておくこと、自己の能力を「これくらいすぐできるだろう!」などとに甘く評価することは厳禁
★ターゲットを鮮明に!つまり超がつくらい具体性をもたせるということ
これはすべてのタスクを短時間でやり遂げることにつながります。これをどのくらいの時間でどうやって終わらせるか?その見通しを立て、実際の結果と比べて次の見通しとするのです。このトライ&エラーにより自己の「処理能力」をつねに把握している状態となり、見通しの精度が確実に上げることになるのです。
★タスクを具体的にし、さらに細分化し、丁度いい配分にする重要性
こちらはタスクを項目別に目に見える形にしておき、優先順位を付けて処理していき、終えるごとにその進捗状況が一目瞭然の状態にしておくのです。つまりビジュアルに訴えるのです。私は昔はPCエクセルで管理していましたが、現在ではアナクロではありますが、システム手帳を活用し、コマごとに分け終えるごとにマーカーでぬり潰していっています。こちらのほうが「ヤッタ!」感がでて爽快なのです。
★タイマー&細切れ時間の活用
たとえちょっとしたコマ切れ時間であってもやるのとやらなのとは後になって大差となって現れてきます。いまできること、いましかできないことに注力するのです。ちょっとでも手を付けておくと、後から再度取り掛かるにしてもまったくの初めてでない分、取り掛かりやすくアドバンテージがだいぶあります。
★段取りの前の前段取りが実は大事!
これはさらに更に取り掛かりやすくするための前処理のようなものですね。
具体的には明日の仕事のためアタマで構想を練っておく、少しでも仕事を進めておく、デスク環境を整えておくだけでなく、もうスグにでもスタートを切れる状態にしておく~ことなどが挙げられるでしょう。このような状態にしておくことは、実際に仕事・学習に取り掛かりやすくなるだけでなく、気持ちもアタマもそちらへと自然に向かいやすくすることにつながり一石二鳥なのです。
⑥要求水準設定もほどほどに!
これは自分の身の丈を知る~ということと同じことなのかもしれません。「完璧にそつなくやろう!」とか「いいものを書こう!」などと、とにかく自分の要求水準が高いと何もコトは始まらないし進まないということなのです。
特にやり始めの最初の頃など、あまりにも要求水準が高いものを目標として設定すると、それをやり遂げられなかっときの「心のポッキリ折れ度」が半端ないものになってしまいます。跳び箱、走高跳などと同じように、最初はかるがるクリアできるレベルから始めてみるのもいいかもしれません。
アレコレ、うまくできない、終えることができない~と悩むヒマがあったらとにかくちょっとでも手を動かしてみましょう。手を動かすことでヤル気スイッチがいきなりON!になることもあるのですから。
⑦確保すべき時間は必ずキープ!
これは人にもよりますが、仕事・学習以外にも確保しなければならない時間というものが必ずあると思います。
たとえば私でしたら、①ランニングなどのトレーニング ②仕事、学習以外の読書 ③自己の創作活動 ③仕事以外の勉強~などが挙げられますが、私はこれらの時間を意識して毎日短時間ではありますが必ずキープしています。たとえ一日15分の読書であっても1年365日続けたとなると5,475分=約90時間となり4日不眠不休で読書し続けられる時間の確保となります。
たとえ短い時間でも自己にとって必要な時間まで削って仕事、勉強に充てるのは私はあまり得策とは思えません。これらをキープするからこそ、生活も潤い仕事にもよい影響があると思えるのです。
⑧リフレッシュの時間は意識して取る!
気分転換、休憩の効果はみなさん体験済みかと思いますが、仕事に戻れなくなるような休みの入れ方は考え物です。またタイマーの話になりますが、私はタイマーをセットし、10分読書、10分ウェイトなんかを採り入れています。仕事にリキが入っていても敢えて休みを採り入れることによって新鮮な気持ちになれ、馬力も増したような気分になれるのですから不思議ですね。
学校時代は深夜残業の時などは、甘いものを机に常に忍ばせておいて、残業仲間とよく一緒に食べたものでした。ちょっとしたなごみタイムでしたがほんわかできて気持ちもリフレッシュ!!意識して自分の感情をコントロールしていくこともまた大切です。
⑨今日できることは絶対明日には延ばさない!
一度でも例外を作ってしまうと、あとはなし崩しです。理由などいくらでも後から付けられるのですから。自分の未来のためこころを鬼にすべきです。
⑩続けること、やり始めることを至上とし、すぐの効果には期待しない!
あせりは禁物!目に見える効果は最初のうちはなかなか現れないもの。そんな時、自分の努力の足跡だけでもハッキリ見て取れるようにしてしまうビジュアライズの考えはとても効果的です。この方法は
「続けるコツはコイツだった!なりたい自分になる!~努力できるチカラに才能は一切関係ナシ~自己覚醒法を今こそ!~」で詳しく話しています。
⑪完璧主義はゼッタイダメ!!すぐやることの「習慣化」を目指す!
完璧を期待する気持ちはわかりますが、少しでも前進している自分をほめてあげましょう。集中してやりすぎて体を壊して3日でダウンよりも、少しづつでも毎日確実に前進し続ける~この努力が最後には実るのです。ウサギとカメのイソップ童話ではありませんが、どんな状況であっても我がのペースを崩さず歩み続けることができたからこそ、カメはウサギよりも早くゴールインできたのですよね。
以上が、即行動に移し、努力を続けていくためのマインドセットです。ただ、これは私が実際にやってみて効果アリ!の方法ですので、みなさんなりにアレンジしてもらったり取捨選択してください。大事なのは最初はマネて、試行錯誤を繰り返し自分にピッタリくるやり方を見つけることです。
人はそれぞれにオリジナルです。100人の人間がいたら100の方法があって当然です。何よりも自分で苦労して編み出した方法は愛着も湧いてきて続けられそうに思えませんか?まずは、一つでもいいので「やってみる」これがとても大事なことなのです。
人生80年(24時間×365日×80年)=700,800時間
ただなんとなくのんびりする時間もたまにはいいものですよね。
それをずっとずっと、のんびりだけを続けている人を決して否定したりはできませんが、時間の使い方は、すべてあなたに任されているのです。そして当たり前のことではありますが、時間は限りあるものなのです。
そうなのです。時間は、人生、いのち、そのものなのです!
時間という目には見えないけれども、私たちの命の一部である時間をわれわれはもっと大事に扱うべきではないでしょうか?
自分を変えることができるのは、当たり前のことですが自分だけです。人間はなりたい自分、自分が思い描いた自分にだけなれるのです。
考えていただけでは何もあなたに変化は訪れません。まずはやってみる! それから考えてもいいのではないでしょうか?
「実行!」、これができることだけでもすばらしいことですが、もっともっとスゴいことは「継続!」これです!
やり続ける、やり尽くす・・・この効果のスゴさは計り知れないものがあり、すべてはここにかかっているのです。
Yesterday is gone.
Now is your only time.
「からたちの小径」 詞 喜多條忠/南こうせつ 曲 南こうせつ 歌 南こうせつ
そして、結論!
①先延ばしにするのは重要でない証拠!
②なぜ、今やならくてはいけないのか?を考える!
③時間、自分をコントロールはやり方次第で可能!
④スッキリ、シンプルのすすめ、持たないことの選択!
⑤思い立ったが吉日!
⑥過去も未来も関係ない!あるのは「今」のみ!
⑦生きている、「いま」こそすべて!
⑧「いつか」は「いま」の蓄積でしかない!
⑨何か「一点」、そしてこの「一瞬」に集中!
⑩継続こそ力なり!
⑪後悔はしない!が、反省はする!
関 連 記 事・情 報