教師を志す人へ 教育・教師

教師の資質、マルチな能力よりも「○○力!」  ♪「君のそばに」長渕剛

投稿日:2017年4月27日 更新日:

みなさんにとって印象に残っている教師のことを思い出してみましょう。言動が奇抜だったり面白かった教師ももちろん記憶に残っていると思いますが、何より心に残っているのは、つかず離れず寄り添ってくれた教師ではないだでしょうか?このような教師に出会えたことは一生の財産になりますね。そこで今回は教師に必要とされる資質能力、数あれど私が一番大切であると思っている教師の「チカラ」について独断と偏見で斬り込んでみました。

教師はマルチタレント?

教師は「サービス業」であるか否かの議論はさておき、教師は「マスター(師)」であり、「アドバイザー」「コンサルタント」「リーダー(先導者)」、そして「タレント、エンターティナー」でもあったりと、とにかく教師に要求される能力というものは多すぎて、これらをすべて備えている教師は間違いなくスーパーマンでしょうね。超人でなくとも、スーパーを目指し続ける努力、自己向上心というものは教師にとって必要な資質といえます。

ざっと、教師に必要とされる「資質」というものを思いつくだけ述べてみましょう。

愛情、信念、使命感、責任感、忍耐力、待てる力、包容力、余裕力、専門性、対応力、問題解決能力、安定力、バイタリティ、精神力、協調性、豊富な人生経験・・・

・・・と思いつくだけでもこれだけ出てきてキリがないのでここらで止めておきましょう。本当に様々な「チカラ」が必要とされる職業なのだと改めて思いました。

一般企業と比べてみると

上でみてきた教師の「資質」は企業でももちろん必要とされるものでしょう。しかし、その中でも特に最初の愛情」「信念」「使命感この3つは教師に欠かすことのできない資質といえます。なぜなら、教師の仕事は、「学校」という一つの共同体、教職員集団、チームで運営されているものであって「協調性」が重要視される一方、人から与えられたり、指示されたりしたことのみで動く仕事ではないからなのです。そこには自発性と個性が尊重され、その土台、基盤となるのが「愛情」「信念」「使命感」だからなのです。

この3つの「チカラ」は一朝一夕に築かれるものではなく、これまで生きてきた「人間性」人間力」ということばに言い変えられるかもしれません。この人間性というものは、教育活動を行っていくうえでの大前提になるのです。

そこで、これから教師を目指すみなさんは、初心に帰り

「なぜ、自分は教師を目指すのか?」

「なぜ、教師でなければダメなのか?」

をもう一度考えてみてほしいのです。

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どうしてこんなことを言うのかというと、この「原点」がブレている状態で教職に就くと、あとあとお互い(教師と生徒、学校関係者すべて)不幸な事になるからなのです。それほど現在の学校を取り囲む環境は厳しいです。ちょっとやそっとの問題では決してブレることのない自分の「」が、今こそ求められているのです。

簡単に言うと、教師の仕事というのはその人にしかできない、決して代わりの人間では務まらない仕事なのです。あなたにしかできない仕事なのです。実際、代わりはいくらでもいるでしょう、補充もできます。しかし、あなたはあなたでしかないし、あなたの代わりをできる人は誰ひとりとして存在しないのです。

もっとも大切な「共感力」

私が教師時代にもっとこの「力」があれば、教師を辞めてはいなかったと思います。「共感力」とは、相手が傷付いていればそっとそばに寄り添い、そのいたみを自分のもののようにとらえることができる「力」のことです。この「共感力」が欠けていると、自己中心的な言動が増え、他人の痛みに無頓着になり、そしてついにはまわりに人がいなくなるという悪循環サイクルという最悪なパターンに陥るのです。本当に恐ろしい。

当時、私は自分の能力に酔っていたかもしれません。「~してあげている」という上から目線により、もしかしたら自分では気付かぬうち生徒を傷つけていたのかもしれません。「共感力」を失わぬために、教師は自分自身を省みる謙虚さをもっと持たなければならないのです。学卒後即、採用試験に合格して「初任者」であってもみなから「先生、先生」と呼ばれ、実際、初任者であっても容赦なく、教師としての仕事は割り振られます。そして生徒からしてみれば、はじめてだろうがベテランだろうがみな「先生」です。毎日の忙しさにかまけて、自分を見つめ直すことを忘れてしまうかもしれません。そんな時は、ちょっとでも「鏡」で自分をみつめてみてほしいのです。そこにはどんな「あなた」がいるでしょうか?

今日起きている教師によるさまざまな問題は、この「共感力」のなさから起きていると言っても過言ではないでしょう。忙しい時ほど、たいへんな時こそ、自分自身を私も見つめなおしたいと思うのです。


そして、結論!

教師はマルチである必要はないが、

人間性、人間力が大前提!

あなたはあなたでしかない!

自分をみつめなおす余裕を持とう!

「いつも君のそばに」詞 松井五郎 曲 玉置浩二 歌 安全地帯



「君のそばに」 詞曲 長渕剛

-教師を志す人へ, 教育・教師

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