自分と向き合う

早起きは健康に悪いけど、やめられないわけ~朝型生活のすすめ!~









別に朝型だって夜型だってどちらでもいいのです。本人が最高のパフォーマンスを発揮でき、一日が充実したものになれば。みんなそれぞれなんですから・・・

最近「早起き、朝型生活」は健康に悪影響を及ぼす!という説が広く知れ渡るようになってきましたが、これもまた一考に値する説です。

一方、朝早く起き、澄み切った空気を胸いっぱいに吸い込むと、この世界を独り占めにしたような気分になれること請け合いです。何よりもいろいろなアイディアが浮かんできたり、仕事も昼間よりも進むこと進むこと!こころだけでなく、アタマも澄み渡り&冴えわたるのです。

今日のテーマは無理に朝型生活をゴリ押しするものなんかでは全然なく、朝活の効用を理解し、チャレンジはしているけれどなかなか朝型生活に移行できないでいるみなさんのために、私のとっておきの方法を伝授したいと思います。ちょっとした工夫であなたも朝型人間になれるかもしれません!

起きれない、続かない!できない!向いてない!おまけにやることない!と「ナイナイ」と嘆く前にちょっとした気持ちの切り替えをして、テクニック、コツみたいなものをいったんつかんでしまえばあとは慣れの問題です。

でも、くれぐれも無理は禁物です。もともと朝型に向いていない人もいて、夜、最高に輝きだす!!という人も当然いるのですから。

朝早く起きるのが目的ではない!
朝活で何をやるのかをまず明確に!

夜型からワザワザ朝方に切り替えようとしているみなさんは、きっと向上心に燃えたチャレンジングな方なのでしょう。朝の数時間はそれはそれは濃密で、やるべきことが決まっていれば昼間の数倍のパフォーマンスを発揮する自分にビックリ!なんてことも・・・

しかしですね、このように朝、何をなすべきかがキチンと決まっていればいいのですが、何も決まっていない漠然とした状態で朝活にチャレンジするのは全くを持って得策ではありません。学生、社会人からフリーター、ニート、そして仕事をリタイアされた自由な時間がたくさんある方まで・・・みなさんのおかれた環境は本当にさまざまです。

私の知人で仕事、勉強の必要がなくなったというお年寄りがいますが、彼は毎朝4時起きだそうです。朝の時間を使って、トレーニングと読書、そして自宅周辺の掃除をしているのです。70代とはいえかくしゃくとしていて現役のランナーでいまだにフルマラソンを完走する健脚の持ち主です。

読書、ジョキング、掃除も何も朝でなくとも、自由な時間がたっぷりあるのだから昼間じっくり、のんびりとやったらよさそうですが、彼いわく朝でないとまったくダメだそうです。すべて集中力の度合いが全然違うと言います。これは朝活を続けている人ならきっと分かってもらえることでしょう。朝じゃないとダメ!なのです。

朝活をおすすめするのは、彼のように朝じゃないとダメな人、朝のほうがグッドな人なのです。これは朝活にチャレンジしていく過程で自分で分かってくることですから安心してください。そして、自分が朝活に向いてない!と判断したのなら、迷わず途中で降りてください。

朝型生活はストレスを抱えて無理をしてまでやるものなんかではありません。朝活にだって向き不向きがあるのですから。

そしてメリットの裏には、当然デメリットもあります。私が感じているいちばんのデメリット、短所はやはり、一日の後半になってくると息切れ、ガス欠現象が出てくることなのです。朝早い分、どうしようもないことなのかもしれませんが、そのためにも十二分の睡眠確保が絶対必要になってきます。

昼間、眠たくてウトウト、集中力まったくなし、そしてストレスたまりまくり~なんてことになったら何のために始めたのかわからなくなっちゃいます。

Sponsored Link

朝型生活の型もみなそれぞれ。
パターンを使い分けることも大切。

いまでは日の落ちるのが早く、日の出も5時過ぎになってきてしまいましたね。太陽が顔を出す時間に関係なく、4時なら4時!と年間を通して同じ時間に起床の朝型人間もいれば、夏パターン冬パターンとツーパターンの起床時間で行っている人、その時その時でランダムな人~とみなさん本当にさまざまです。

私は実はこの2パターンを使い分けています。どうしても冬の朝時間はパフォーマンスが私の場合落ちるからなのです。逆に寒い時間のほうが燃える!という人も当然いることでしょう。起床時間パターンも試行錯誤を重ね、自分にベストフィットパターンを見つけていけばいいのです。

つづけるコツはここにあるような気がします。

陽の光をいっぱい浴びて起床したい自由人なら、日の出の時間に合わせて起きることになりますから日々、気象の時間が変化することになりますし、仕事に行く前の2時間確保したい人なら定時朝型しか選択肢はありません。

朝型生活にすんなり移るために
必要な5つのこと!

①適正睡眠時間の確保!

あなたの必要睡眠時間は何時間ですか?適正な自分の睡眠時間を把握していないで朝型生活は始められません。なぜって、「朝活はじめました。起きてはみましたが、眠くって眠くってもういやになりました・・・」ではトホホ・・・ですよね。二度寝なんてことになりかねないですね。

自己の適正睡眠時間を知る方法はカンタンです。1週間から10日ほど、自分の睡眠時間を記録します。そしてその都度疲れの取れ具合、グッスリ度も併せてメモります。ログがたまることにより、どの程度の睡眠時間が自分にとってちょうどいいのかが分かるのです。

適正睡眠時間は本当にみんなそれぞれですので、一概に何時間がいい~などとは言うことができません。同じ人であっても年齢を重ねることにより適正睡眠時間は変化していくものなのです。この自己の適正睡眠時間を知り、確保するということがまずはとても大切なことなのです。多すぎても、少なすぎてもだめなのです。

明日への活力を得て、朝最高のスタートダッシュを切るためには適正睡眠時間の確保は譲れません。

そして自己の適正睡眠時間が分かったら、起床時間より逆算して床に就くのです。おやすみなさい・・・

②カンペキ!を求めない!

まじめな人ほどカンペキを求めます。「ああ、起床時間より30分も余計に寝てしまった!もう続かない!もうダメだ!辞めよう!」「せっかく起きたのにダラダラ過ごしてしまった!俺何やってんだか・・・」

聞こえてきそうなセリフですが、最初のうちはカンペキを求めるなどまったく無意味です。徐々に徐々に慣らしていけばいいのです。カラダとアタマを。徐々に慣らしていくには、起床時間もいきなり4時!とかするのではなく、6時→5時半→5時・・・なんて徐々にもっていくのが実はおすすめです。

早く起きようとがんばっている自分をほめてあげようではありませんか。まずは続けることから始めましょう。

そして、自分には本当にキツい!ツラい!頭の回転も別に同じだし、いいことなし!と判断したなら別に無理に朝型にシフトする必要なんかありません。早起きは三文の徳とか、運気アップ、お金持ちになれる!成功者になれる!とかはもはや古いのかもしれませんね。


③早起きのためには前振り・準備が何よりも大切!

私は寝る前に、明日朝時間を使ってやるべきことがらを必ずリストアップするだけではなく、そのタスクのハシリに手を付けることにしています。そうすることによって朝起きた時のワクワク感、ヤルゾ!という高揚感がまったく違ったものになるのですから本当に不思議です。

仕事に必要な文書作成だったらレジュメに目を通しておくだけでも良いのです。また、作業環境もすぐに取り掛かることができるよう、PC環境の整備、図書文書もきちんと前日に準備しておくのです。どうでしょう。こうすると自然&パッと起きられそうな気がしてくるでしょう?

④仕事、勉強だけじゃつまらない!早起きにちょっとしたアクセントを!

私は起きるとスグ、ハミガキ→ストレッチ→5分そうじ→30分ランニング(夏場はシャワー)~それからやるべきことに取り掛かっています。朝は気持ちもあたまも澄み切った特別な時間。私にとって心身共に最高のパフォーマンスを発揮してくてるステキな時間なのです。

このスペシャルな時間を勉強、仕事だけに費やすのはそれはそれで有意義でスゴイことなのですが、私はもっと遊びとか楽しみがあっていいと思うのです。私の場合、長いこと運動に親しんでいるので毎朝ランニングで陽の光を全身に浴びます。さらにヤル気が全開となるのです。

そして、トレーニングの途中で毎回といっていいほど立ち寄るコンビニでお買い物・・・いつも決まってドリンクやアイス、軽食など大好きなラインナップです。朝活のごほうびというわけでもないのですが、けっこういい感じです。リュックやポーチなど、ランナー向けのアイテムも今はとても充実していますので、買い物ランも楽しいですよ。

ランニングをしない方でも、ちょっと近くまで5分散歩、コンビニが遠くても前日に用意しておいたお気に入りのスイーツを食べてから取り掛かる・・・いろんなパターンが楽しめそうですね。

⑤朝活を妨げるものを遠ざける

朝活を遠ざけるもの、そいつの正体はズバリ!スマホ&PC、そしてテレビです。

仕事、学習のために活躍してくれるスマホにパソコン、本当に感謝です。しかし、ここで言うこれらの害悪は、本人にとって益をもたらさないほとんど無駄・無意味なネットサーフィン、SNS交流、TV付けっぱなし流しなどを指します。

これらに私たちが費やす時間は、日々大したことなくともチリも積もればエライことになります。せっかく朝型人間になって朝、目一杯活動しようとしているのに、朝以外の時間でこういったブツで時間を消費・浪費していたのでは何にもなりません。

前にも話しましたが、私はTVは見ませんし、スマホも解約しました。(WIFIで繋がってはいますが、必要時以外ほとんど使用しません。)もちろん、ゲームなどやっている時間はないのです。自分に残された時間はあとわずかです。やれることに限りがあるのであれば、やらないこと、しないことを決めなければいけないのです。あれもこれも欲しいでは本当にあぶはち取らずになってしまいます。

これらの現代のデバイスの便利さを余すことなく享受していて、手放せなくなっている人は自分とこれらのキカイとの距離、付き合い方を真剣に考えてみてください。終いには中毒者となり、キカイを使いこなしているのではなく、キカイに使われている関係に落ちってしまう事必至です。

夜、寝ながらのスマホニュースチェックは厳禁です。早起きのための良質な睡眠確保の大敵なのです。(かつての私も中毒者でした)





いかがだったでしょうか?実は案外カンタンなコトにその秘訣があったのです。

早起きは昔から美徳とされていることですが、すべての人にとって意味があることなんて大口をたたくつもりはまったくありません。本当にみんなそれぞれなんですから。

しかし、みなさんたいていは仕事を持っていてどこか組織に属し、自らの労働力とこころを勤務時間の間は提供し続けているわけです。そうだとしたら、朝いちばんの最高にフレッシュな状態なアタマとカラダを組織だけのために使ってしまうのは何かもったいないとは思いませんか?

自分の向上のため、自己啓発のため、新たな気付きのため・・・そんなことに朝時間を使ってみるのも、決してむだなこととは私は思いません。仕事、勉強をさらにさらにブラッシュアップさせることにもつながるのではないでしょうか?

早起きの一番のメリットは昼間・夜では決して得られないアイディア、ヤル気、気付きが得られること、そして二番目のメリットは繰り返しにはなりますが、アタマ・こころが最高の状態で自分のために何にでもチャレンジできる・・・ということです。デメリットはいまのところ、私の場合見つけられません。あったら教えてほしいです。

はじめに朝活が健康に悪い、有害~と言いましたが、これもまた人によりけりかもしれません。いまの私にとってはむしろいいことだらけで、健康にもいいような気がしています。

こんなステキな朝活、やらなかった時の自分が想像できないのです。夜は夜なりの楽しみがあるのはアタマでは理解しています。しかし、今の私にとっては遠い昔の出来事になってしまいました。

みなさんの朝活がどうかステキなものになりますように。

関 連 情 報・記 事

※「早起き」すると寿命が縮む! オックスフォード大の研究で判明














-自分と向き合う
-,

© 2024 ユメザス〜人生すべてネタ!ユメをメザスあなたのためのユメザスネット!〜 Powered by AFFINGER5