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授業中私語には理由がある~やめさせるには、まず(い)授業の改善を!+ルールを分からせる指導~

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悩んで悩んでトライ&エラーを繰り返し、みなそれぞれそれなりに教師になっていくんです。私もそうでした。

授業は生き物です。それぞれに味があります。私語の少ないそそられる授業のスタイルも実にまたさまざまです。実際、授業の達人と言われる教師の授業を参観すると、授業と生徒指導というものが表裏一体であることが理解できるでしょう。

今回は、授業中の私語をやめさせる方法と、自然と無くなる方法~この2つの視点から授業中私語についてアプローチしていきます。

結論!授業研究と熱意とルールの徹底、そして定着!これだけ!

今回は結論からいきます。

授業中の私語が起きてしまうのは、

単につまらなく、深みのない授業

興味を惹く仕掛けがない授業

教授者の熱意が感じられない授業

などからの理由がほとんどです。

まず、教師ができることをやるべきです。そうです。子どもたちのために、努力を惜しまず授業の準備に、今の自分にかけられる最大限の時間を割り振るのです。

準備に準備を重ねた授業に臨む時のワクワク感は何とも言えませんよね。狙い通りの展開、そして予想外の生徒のグッドリアクション!このライブ感があるから授業はドキドキものなのです。

一度この快感に味を占めたら、次の努力もまた楽しくなるというもの。先生方が日々、ない時間を捻出してさまざまな分掌をこなしているのは分かります。授業の準備に充てる時間がなかなか取れない嘆きも私自身痛いほど理解できます。

でもやらなければいけないのです。毎回、ビビッドでワクワク感の授業でなくとも、50分の中のほんのワンシーンでも子どもたちの興味関心を惹く仕掛けを用意すべきです。その場しのぎの何の準備をない、惰性半ば義務でやっている授業に付き合う生徒の心中を察してあげてください。

授業改善のヒントは後ほどちょっと詳しく話していきますが、要は授業改善そのものにも増して、教師の熱量を生徒に知らしめることが大事になってくるのです。

そして第二の視点ですが、これは怒鳴り散らすことも、叱ることもまったく必要のない方法になります。

私もこの方法を自分でつかむまでは本当にたいへんでした。しかし、このやり方に切り替えてからというものの、こんなにカンタンなことだったの~って感じで自分でもビックリポンでした。

それは「授業のルール」というものを、授業開き&クラス開きの時に徹底的に生徒との話し合い、教師リードのもと決定させ、それを決して押し付けるのではなく根気強く定着させていくことなのです。

これはだいぶ前に「初担任&授業開き~いまスグやるべきこと!準備と心構え~」の「③授業とクラスのルールを決める!」で話しましたが、教師の決してブレることのない一貫とした姿勢と最後まであきらめることなく待ち続ける忍従の根気が求められます。

授業中私語一つとってみても、クラス全体で話し合って決めたものとなると全体で守らないと具合が悪くなっていく雰囲気になっていくものです。

この決まりを決める際には、「こうしたらこうなる」というルールを明確にクラス全体に提示しなければなりません。

「私語はなぜだめなの?」

「授業はクラス全体のもの。授業に集中したい生徒の妨げになるし、雰囲気にも影響するだろう。」

「度を越した私語は授業妨害。」

「授業妨害は絶対許さない!」

「度を越した~の「度」ってどんな基準?」「ささやき声でもだめなの?」

「ここまでやったらダメだろう~ぐらいは高校生なったら自分でわかるだろう」

・・・などのように自由に意見を出させて授業開き、クラス開きの時にクラス・授業のルールを敷くだけでよいのです。私は司会を生徒の中から選ばせて、その司会進行の元、ルールが決まっていくのを見届け、たまに助言する程度でした。

ルールを子どもたちに決めさせ守らせていく~という手法は小学校低学年の児童には厳しいでしょうが、中高学年ともなれば十分でしょう。

授業中私語は「ルール違反」であるとういう認識を生徒に持たせ、皆で決めたことはみんなで守っていこう!という姿勢を教師は取り続けるだけでよく、自然とそのようなムードになっていくので、叱ったり怒ったりイライラすることもなくなるわけなのです。


今回は授業私語に関してがテーマですのでクラス経営については差し控えますが、この際だから、授業に関するルールはここで決めちゃいましょう。

私は熟睡(明らかな授業放棄の熟睡に関しては「授業中寝ている生徒の指導はどうあるべきか?~教師であるならば~」をどうぞ)、机上に置くべきものなどのように授業態度に関するものから、宿題、提出物~果ては成績の付け方についてまで、授業に関するものはすべて生徒に提示してきました。

成績に関しては当然子どもたちに決めさせるのではなく教師サイドで生徒に知らしめることのみになりますが、生徒の意見も聞くことは大事です。

私の場合、考査点+提出点+小テスト+授業点(授業のがんばり具合、意欲、参加具合)というように評価のウェートを最初に生徒サイドに提示し、減点方式ではなく加点方式を貫いてきました。

つまり、こうしたからこうなった~を生徒に理解させ、自らの責は自分で取らせるようにしたのです。

先生方、まずはこの2つの視点でアプローチしてはいかがでしょうか?これ以外に有効だった方法、実践されている先生方がいらしたらぜひ後学のため私に教えてください。

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なぜ授業中話したくなるのか?~生徒アンケートより~

私が授業私語に悩んでいた新採初任の頃、自分の教科担任のクラスだけでなく、他の教師の授業私語についてもアンケートを取ったことがありました。

①ほかに迷惑をかけても平気(クラスカースト上位の生徒に比較的多い)

②雰囲気的に私語OKの感じ

③授業がつまんない

④つまんない授業をただ聞く振りして我慢するより、話したほうが楽しい

⑤先生が怖くない

⑥自己アピール手段

⑦一人話し始めると自分も話したくなる

・・・と私語をする子どもたちの言い分は、だいたいこんな感じなのですが問題は「授業に参加したい、学習したい!」という生徒の声です。

「先生が注意したり、叱ったりするとそのたび授業が中断されて、戻れなくなったり、クラスの雰囲気も悪くなって迷惑!ヤル気がなくなる・・・」

アンケートで拾うことができたからまた救われましたが、教師はこういった声にならない声に耳を傾けるべきでしょう。そうなのです。なんとかしてほしいのです。

初任の頃、私が実際に試した私語対策

①静かになるまで授業を中断、ひたすら待つ

②机間巡視を絶えず行う

③その授業の間だけ席替え

④クラス役員と一緒に指導する

⑤静かになったら呼びに来い~と職員室、廊下で待機

⑥個別、集団で呼び出して指導

⑦ダメな理由を授業時間一時限をつぶして話し合う

⑧廊下、教室の後ろに立たせる

いずれも今思うと赤面ものの稚拙な方法ばかりですね。まだ救われる方法は⑥と⑦だけでしょう。

前回の「生徒指導、うまくいかない教師が忘れているたった一つの大切な事~生徒指導の極意、9つの視点~」でもくわしく話しましたが

教師を信用していない、信頼できていないから言うことなど聞きたくないのです。

では、信用を築くためには教師はどうしたらいいのでしょうか?

子どもの信頼を勝ち取るためには、やはり授業を通して生徒の分かりたい、知りたい、学びたい、参加したい~といった欲求を満足させてあげてクラスを居心地の良い場所にしてあげることなのです。

そのための努力を厭わない、教師の本気度を授業中に全力でぶつけるだけです。

あとは、みんなで決めたルールを教師がブレることなく貫徹していけばいいだけの話になります。

そのルールに反した生徒が出てきた場合には、授業中に皆の前で「後から指導室に来なさい!」とだけ告げます。

個別の指導でも功を奏さない場合は、父兄を召喚させて(担任、指導部の協力のもと)の面談指導も行いました。

それでも改善されない場合、高校であれば単位を認定しないだけのはなしです。

一生懸命やっている生徒が、少なくとも学校では報われてほしいのです。差別は許されませんが、私の場合、努力している生徒と努力もせず他に迷惑をかける生徒とは区別して考えていました。

繰り返しになりますが、生徒に対してここまでやるのであれば、教師側も聞かせる魅せるための相応の努力が求められます。

なにも行動せず、「先生の授業は静かに聴くのが当たり前だ!」なんて妄言はキョウビ通用するはずもありません。

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つまらない授業のパターン

これも実際に生徒からアンケート、面談で聞き取ったデータがありますので紹介します。

「あなたのこれまで受けてきた授業でつまらない、面白くない、ためにならないと感じた授業はどういう授業であったか、具体的に書きなさい」

①難しすぎ

②易しすぎ

③同じことの繰り返し

④話し方、表情がいつもワンパターン

⑤一方通行

⑦どうでもいいって感じの授業

⑧上から目線で怒ってばっかり(叱ると書いた子どもは少ない)

⑨なごみ、笑い、内容がない授業

⑩まとまりのない授業

⑪何を言いたいのか、何が重要なのかわからない授業

⑫教科書を読ませて板書して、書かせるだけの授業

⑬できる生徒だけ相手にしているような授業

⑭ビデオを見せるだけの授業

⑮いつも緊張感がある授業

ほんとうはもっともとあったと思うのですがここらで止めておきます。いかがでしょうか?どの生徒にとっても面白い!ためになる!いいね!という授業というものはないのでしょうが、教師が準備にたっぷりと時間をかけ練りに練った授業はやはり、半端ない熱量で教師の本気度が生徒にも伝わるはずです。

こういった努力があれば、少なくとも上の生徒の声のような授業にはならないはずです。

授業改善のヒント!!

自らが苦労に苦労を重ねてたどり着いた方法がいちばん。なぜなら、授業は教授者の味、色が濃く反映されるものであり、一つとして同じものが存在しないものだから。

そして、教師もさまざまな人間がいるように子どもたち、クラスも実に多彩。彼らの実態、実情に合わせた教授内容・授業スタイルを考えるとき、これといって決まったパターン、スタイルなどありえませんよね。

以下に挙げるのは私が実際に採り入れていた方法ですが、何よりも重きを置いていたのは生徒に考えさせ、やってみさせる~という体感的能動的授業スタイルです。

そして、参加している、このクラスにいま自分はみんなといる~と実感させることを目標に据え授業を子どもらとつくっていきました。

私自身が授業で目指したものは、他の教師とは一風変わっていたかもしれません。教授内容をまるで無視していた訳ではないのですが、教科学習内容の伝授というよりはむしろ

学問のおもしろさに気付かせる

学問、学習のやり方、方法の多彩さの提示

気付くこと、発見の大事さの啓もう

情報の収集、整理、そして発信力の鍛錬

コミュニケーション能力のトレーニング

文章作成能力の強化

などに重きを置き、授業内容に織り交ぜて展開を試みていったのです。

先述のアンケート結果だけでなく、自分自身が生徒であったらどんな授業なら受けたいかを生徒に置き換えて徹底的に考えてみた結果、自分が目指すものはやはり受け身で生徒が受ける授業ではなく、分かる、気付きのある、そしてクラス全体で共感しあえる体感&能動的授業であることに気付いたのです。

ちょっと前置きが長くなりましたが、私が授業中、クラスで実践していたちょっとしたアイディアを挙げてみます。

①授業の始まりで前回の授業で学んだ内容をカンタンに生徒に説明させ、補足があれば私がアシスト

ちょっと踏み込んだ説明をしたい生徒には指名、発問(質問ではありません)もさせていました。

②授業の終わりに本時限のまとめをこれまたカンタンに要約して発表させる

以上の2つは輪番で必ず順番が回ってきます。当番日で休んだ生徒は次に必ず追いかけてくるので逃れることはできません。導入当初はいろいろありましたが、一度回ってしまえば当たり前になるものです。私の狙い通り、次当たる生徒は、自分なりにまとめようとその時限は必死に取り組みます。クラスの全員が年に何度かは皆の前で授業のまとめをするのです。

③クラスをいくつかの小集団に習熟度に応じて分け、教師が一度全体説明した後はグループ学習とし、そのグループ全員が理解することを目標とした

これはみなさんも採り入れていることと思います。教科の特性により難しい面もあるでしょうが、私の場合高校商業でしたので商業・工業簿記、情報処理のループ処理の理解などでは特に有効でした。グループの中で特に指導力の秀でている生徒をチューター役にしてもいいですし、チューターはあらかじめ決めておいて各グループに割り振ってもいいでしょう。とにもかくにもいろいろなチャレンジができるのもこのグループ学習です。

④宿題採点も輪番で生徒にさせていた(考査は当然違います)

これは意外に効果アリでした。自分以外のクラスのみんなのがんばり具合、どこが間違いやすいのかなどが生徒自身も把握できておおむね好評でした。教師サイドでは採点は骨の折れる毎回のルーチンワークですが、生徒にとって採点は面白みのあるものに映るようです。

当然、生徒に任せきりにするのではなく、漏れ等のチェック、到達度・課題の分析は行っておりました。

⑤単元ごとの小テストを生徒と私が共同して作成

これはやりたいものが中心でしたが、時に指名制を採り入れたりして途切れることなく定期的に行っていました。評価に反映される性格のものではなく、あくまでも自分の到達度・理解度をみるためのもであるので事前に特定の生徒が内容を知っても何ら問題はないのです。

授業で私が実践してきた主なものは以上ですが、次にクラスで実践してきた試みを紹介します。

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短いショートホームルームだからこそデキる!効果アリ!のショートスピーチ

朝と帰りのS・H・R時、輪番でスピーチをさせる

これまたみなさんも採り入れている内容かもしれませんが、私のクラスの場合ちょっとひねりを入れてました。輪番の一巡目は好きな話題で話させてもいいでしょうが、次回からは特定のテーマについてそれぞれが調べてきたうえで自己の考えを簡潔に話させていたのです。

ありふれたテーマから時事問題まで、とにかくありとあらゆる話題が出てきて面白くかつ有意義でしたよ。ありふれた和めるテーマで生徒が「犬」を取り上げた時など

①日本固有犬種の特徴を述べた後、豆柴・小柴について紹介し、なぜこれらが独立した犬種としてみなされていないのか~を自分の飼っているマメシバの写真をみなに見せながら力説した生徒

②狼犬を飼うことの難しさと危険性を調べ上げてきた生徒

③『動物のお医者さん』という漫画で惚れ込んで、シベリアンハスキーを飼うまで至った生徒のシベハス愛

④犬より猫の方がゼッタイかわいい~と断言する生徒のネコと犬の違いの説明

⑤自宅で飼っている犬が家族の一人ひとりをランク付けしている様子を実例を挙げて考察した生徒

⑥室内飼育動物事故の例を挙げ、特に乳幼児と一緒に犬を住まわせることの危険性を調べ上げてきた生徒

⑦戦争と犬~戦のため軍に供用を強要された犬たちとその哀れ行く末を創作童話にして読み聞かせした生徒

⑧犬を食べる習慣のある国とその料理方法、そしてその風味についてまとめた生徒

⑨犬の寿命はなぜ大型犬が短いのかを実際に獣医師に聞いてきた生徒

⑩闘犬のルールと闘い方、実際の観戦エピソードの紹介

⑪犬の看取りとペット霊園について~犬の終活~自己の体験より

~とキリがないのでここらで終わりますが、クラス一巡した暁には私も含めたクラス全員がいぬ博士一歩手前にまで行っているという算段です。犬人間の付き合いの歴史は長く、私たちとは切っても切れない仲であることをあらためて知ることができました。

最初の頃は何も調べてこないで、即興でこのくらいのテーマであったなら適当に話していた生徒もいました。しかし、きちんと準備をしてくるものが多くなるに連れ、こういった生徒も場の雰囲気にのまれるように調べてくるようになったのですからたいしたものです。

テーマを決める方法もいろいろ考えることができて楽しいですね。このようにテーマを設定することによってクラス全体での共同作業をつくりだすことができ、また発表の場を通じて思いを共有することができるのです。このほか、発表を終えたスピーカーが次回スピーカーにテーマを指定する形などのようにさまざまな方法が考えられると思います。

ショートスピーチといっても侮れないです。かなりディープな内容に及ぶことも多く、内容もさることながら、彼らの意外な一面を垣間見ることができ、私自身たいへん勉強になったのでした。この短い5分にまとめるために彼らは相当な準備をしてきたはずです。

いま思うと後悔なのですが、これらをキチンとした形で卒業時に彼らにまとめて渡せればよかったと思うのです。反省しきりです。

壁面を利用した「私のコーナー」の活用

これはひょっとするとショートスピーチ以上におすすめかもしれません。一人ワンスペース限定で好きなように活用していいのです。メッセージ、連続小説、漫画、写真、イラスト、主張などなど・・・決まったカタチはなく好きなように自己表現できるスペースなのです。

私のクラスの場合、三角コーナーで四隅を固定してクリアファイルに入れていた生徒が多かったです。壁面が鋲を刺すことができるのであれば便利なのですがみなさんの教室環境に合わせていろいろ考えてもたのしいですね。ちなみに担任であった私のコーナーもあり、ここで日ごろ自分が思っていること、感じていることなどを主にエッセー風にして綴っていました。

これは意外にも生徒にウケました。コーナー情報を見て今までなかった交流の流れが生まれてきたりとか、教科担当の先生も自分のコーナーつくってほしいとか想定外のうれしいアクシデントがたくさんありました。

こういったカタチのものを始めると、やっかみとか何かで荒らされる可能性があることも重々承知でした。一度だけクラス写真に特定の生徒の顔を狙って、画びょう串刺し事件がありましたが、やったものはクラス生徒ではないことをみなで誓い合い、犯人捜しなどせずそのまま続行できたのです。

私は高校以外にも小中学生と接する機会が多かったため教室環境について敏感なのかもしれません。高校の教室はおおむね殺風景なところが多いのかもしれませんが、もっともっと担任はこだわるべきだと思います。生徒の学習の場であると同時に学校での生活の場なのですから。

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まとめ 授業の視点で大切なこと

今回はちょっと長めに授業改善の視点を見てきましたが、特に大事な考えを最後にまとめたいと思います。

①教科指導・生活指導・生徒指導を混然一体化させた授業を目指す

授業がうまくいけば、生徒のこころに響けば、生徒指導もうまくいく~これは昔から言われていることですが、まずは分かる!デキた!面白い!といった生徒の心をとらえる授業を目指すべきです。授業が生徒にウケた~ということは生徒の自己肯定感につながり、そこから教師への信頼、つながりが生まれてきます。

しかし、教科担任は授業だけやればいいのかというとそうではありませんよね。たとえば授業中私語、熟睡爆睡、立ち歩きなどがあった場合は、そこでその都度指導しなければなりません。見て見ぬふりなどありえません。指導しない、できない教員もまた生徒の信頼は得られないものなのです。

②授業は対話、そしていきもの

私は授業でなるべく教師が話さず、生徒に話させる・活動させる授業のスタイルを目指しました。最後まで追いかけて終わってしまったけれど・・・こどもの話を聞いてどういったリアクションを取り、それをどういった指導に繋げるのかも日々勉強です。ひとつとして同じ授業は存在し得ないから「いきもの」なのです。

なるべく生徒に話させ、子どもの話を聞くことでお互いのつながりが深まり、授業のライブ感も増すのではにでしょうか。

③指導なし✖ 指導をあきらめる✖ 指導見逃し✖ 

これらがすべてをダメにします。たとえ拙くとも指導は一貫としていなければいけません。ブレてはいけないのです。

④いきなり完璧、高みを目指さない

授業に完全体、完成形などありませんよね。自分がいまできることから手をつけていけばいいだけのはなしなのです。一時限全体の授業シナリオを完全なものにしてから~なんていったらどれだけの準備時間がかかることでしょう。それでなくともやること山積の先生方は寝る時間がなくなっちゃいます。まずは導入部、一部分だけの仕掛けでもいいじゃないですか。まったく準備がない授業とちょっとでも生徒を想って考えてきた授業とでは、教師サイドの意気込みの違いもさることながら、きっと生徒も教師の熱量の差を肌で感じることだろうと思います。

⑤すべては生徒視線で、しかし教師である立場をわきまえる

今日みなさんと一緒に見てきたテーマを最後に一言で表すとすればこうです。

すべては「学び合い」の視点で


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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