自分と向き合う

ゲームやめたい!でもやめられない↓それはゲーム病という病気かも・・・ガーデンスケイプは中毒になるほど面白いのか?♪「青の時間」

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前に~「スマホ中毒」病名です。スマホよさようなら!~で、「つながる」ことに疲れた私が、スマホと別れた理由を話しました。しかし、今回の相談事例はちょっと深刻です。

高校生を持つ母親からの相談~「ここ半年の間、「ガーデンスケイプ」というゲームに息子が夢中になり、生活に必要な時間帯以外はすべてゲームをやっている始末です。ゲームに夢中になるあまり、朝も起きられず休みがちになってきています。やはりこれは病気でしょうか?」

お母さんもさぞかし心配でしょう。家族との会話もほとんどなくなり、ゲーム中の「オースティン?」なる人物に向かって何やらブツブツひとりで話しかけているのだそうです。心配なあまり、お母さんも実際にやってみたそうですが、たしかにそれなりに面白いが中毒になるほどのものではないとのことでした。

なんでも、クリアしたいがために課金に課金を重ねてもいるとのことでした。そんなに面白いゲームなら私もぜひやってみたい!と思いつき、アプリをダウンロードして実際に挑戦してみたのでした。(因みに前回、解約すると宣言したスマホは約束きちんと守りました。解約して今は、自宅Wi-Fiでつないでます。スマホに縛られない生活は快適そのもの!やっと自分の時間を取り戻せた感じです。)

課金なしでレベル1,000に挑戦!

してみましたが、始めてはや3ヶ月・・・1,000までは、はるかおよばず700どまり・・・それなりにこういうゲームは昔から苦手なほうではなく、結構それなりにうまくいっていましたが、これは結構面白くプログラミングされていると思いました。

と言いますのも、つくりこみが絶妙なのです。「つくりこみ」と言ってもゲームの面白さのことではなく、課金狙いのタイミング(本当にあとちょっとのところでクリアできない)、ゲーム離れを防ぐための絶妙な難易度の設定、そしていい加減クリアできずやめよう!というタイミングでクリアさせたり・・・ととにかく続けさせるための作り手の工夫、苦労が伝わってきます。

私は1980年代ころからパソコン(当時はマイコンなんて言ってましたね)を買いこみ(SHARP X1MZ-731)、ひとりBASIC、マシン語を「マイコンBASICマガジン」などで勉強し、ゲームプログラムを徹夜で打ち込んで自分でいろいろゲームの難易度を変えたりして遊んでいたのでした。中学生の頃でした。当時は学校の印刷物もすべて手書きのガリ版の時代に、こんなおもちゃで遊んでいた生意気なこどもだったのです。

ゲームで遊ぶということは、作り手の手の中で泳がされているだけだ・・・とこのころすでに悟ってしまったのですから、そのあとファミコンなどの素晴らしい遊び道具がこの世に生まれ出ずるとも決してわたしはハマることはありませんでした。昔からシューティング、格闘系ゲームが結構好きで、ストⅡ、鉄拳、ゼビウスなどのオーソドックスなものも含めて一通り遊びましたが、決して遊んでいるのではなく遊ばれているだけ・・・というのが分かっていましたから夢中になんかなれなかったのです。夢がないですね。

「ガーデンスケープ」というゲームもはじめてこの相談を受けて知ったのですが、ゲームの内容を一言で説明しますと、3マッチパズル+箱庭つくりが一緒になったゲームです。レベルを1つクリアするごとにコインとスターが与えられ、これらを消費して箱庭を徐々に徐々に、本当に気の遠くなるような遅さで庭園が出来上がっていきます。

ただそれだけと言ってしまえば、本当に「それだけ」なのですが、射幸心を煽るつくりこみだけでなく、ゲームそのものの面白さのつくりこみも丁寧に仕上がっています。まず、グラフィックが拡大しても鮮やかで、自分だけの庭を作り上げていく面白さと楽しさを兼ね備えています。そして、各エリアごとに数日かけて仕上げていくことによって今、自分がどの程度仕上げているのかが一目瞭然で、長続きします。そして、さまざまなイベントがあり、クリアしやすくしたり他のプレイヤと競わせたり・・・とてんこ盛りな作りこみです。執事のオースティンを中心としたさまざまなキャラとのストーリも、それなりに面白くはありますが、しかし、ただそれだけなのです。本当に・・・

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レベル700を超えた時点(といってもこれ以上やりませんが・・・)の感想!

たしかに3マッチパズルはワクワク感とドキドキ感を兼ね備え、クリアしていくごとに作り上げられていく造園の仕事も一瞬「たのしい!」と錯覚してしまいますが、ただそれだけのことなんですね。あしたのジョーじゃないですが、本当に後にはな~んにも残らないんですから。たしかに自分がつくってきた庭は、アプリを落として再DLしても続きから再開できて残りますが、小さいスマホの画面だけでの世界のことです、あくまで・・・

これってむなしくないですか?外へ一歩踏み出せば箱庭なんかじゃなく、リアルな世界へ飛び出せるのに、なんでこんなこと自分やってたんだ?ってクエスチョンですよ。一言で感想を言えば、ただただむなしく、時間がもったいなかった。人生の一部分を失った・・・これに尽きます。


仕事で体験したとは言え、これに費やした時間を考えるとき、とてつもなく空しくなるのです。だって、このゲームをする時間があれば、リアルでいろいろなことができたんですから。体験とはいえ、ここまで自分もドップリはまってしまった怖さがこの種のゲームにはあります。つまり、いったんやりだすと抜け出す・やめるのが難しくなってくるのです。私はレベル725で終わりにしましたが、現在のところレベル2,000以上あるそうです。これ聞いてゾーッとしました。

このゲームをやるまでは、こんなのに(失礼だったらごめんなさい)ハマる人なんて、よほどヒマな人か、ゲームが三度の飯より好きな人種だけだ~と思っていたのですが、考えが変わってきました。普通の人も、あるきっかけでゲーム病に陥っていくものなんだ・・・という認識に変わっていったのです。実際、相談をもらった高校生もこのゲームをやるまではごく普通の高校生活を送っていたそうです。

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ネットゲーム依存は立派な「病気」

インターネットゲームなどのやりすぎで日常生活に支障をきたす症状について、世界保健機関(WHO)が2018年、病気の世界的な統一基準である国際疾病分類(ICD)に初めて盛り込む方針であることがわかった。
WHO関係者によると、18年5月の総会を経て、6月に公表を予定する最新版のICD―11で、「Gaming disorder」(ゲーム症・障害)を新たに盛り込む。17年末にトルコで開かれた依存症に関する会議で、最終草案を確認した。

最終草案では、ゲーム症・障害を「持続または反復するゲーム行動」と説明。ゲームをする衝動が止められない▽ゲームを最優先する▽問題が起きてもゲームを続ける▽個人や家族、社会、学習、仕事などに重大な問題が生じる――を具体的な症状としている。診断に必要な症状の継続期間は「最低12カ月」。ただ特に幼少期は進行が早いとして、全ての症状にあてはまり、重症であれば、より短い期間でも依存症とみなす方針だ。

「朝日新聞DEIGITAL」より一部抜粋 2018年1月4日07時30分

上の朝日新聞の記事を見てみなさんはどう思われますか?ここで問題にしているのは、以下の2つのタイプのひとたちです。

①ゲームをやめたいけれど、どうしてもやめられない!

②「やめたい!」「やめなくては!」という意識さえ上らず、どっぷりすべてを投げうってゲームに浸っている。

※②の人で、ゲームをやりたいだけやれる環境にあり、それで幸せというのであれば、だれも彼をとめる権利はありませんが・・・

言うまでもなく重症なのは②で、専門的な治療が必要とされています。まだ救いようがあり、今なら何とか引き返せるかもしれないのが①の「患者」さんです。どうしてかと言いますと、そこには「迷い」が存在するからなのです。「こんなことやっていていいのだろうか?」「いいはずがない!」「でもやりたい!やめられない!」つまり、離れたい~けど離れられない~ちょうどDVの被害に遭っている女性のような気持ちかもしれません。(たとえは必ずしも適当ではないかもしれませんが)

それでは、なぜ「迷い」が心に存在するのでしょうか?それは、時間は有限であり、ゲームに費やすことによって失われ続けていく時間の大切さということを知っているからでしょう。つまり、ゲームをやらないことで得るもの、できることがたくさんあるということをきちんと理解しているのです。

今回の相談者の場合は、何度か電話、メールでやり取りするうち明らかに重症であることがわかり、専門的なケアが必要と判断しました。よって、ネット依存症の専門的治療が受けられる医療機関がある事実を話し、現段階でネット環境を無理やり取り上げることなどは控えることのアドバイスと、できだけ規則正しい生活をするよう指導すること、そして外(光を浴びてのスマホは本来の人間の感覚を呼び覚ますことにつながるらしいです)に連れ出すことを勧めたに留めたのでした。

前に声を大にして、終わりにしました」と話しましたが、私は自分の意志で「終わり」にすることができました。なぜ、私は決してハマることなく終わりにできたのでしょうか?アプリを削除しても、なぜ再DLしないのでしょうか?それは前にも話したように。リアルの世界でやりたいこと、やらなけばいけないもの、そして面白いものがたくさんあるからなのです。ただ単に、ゲームと付き合う時間がもったいないだけなのです。

繰り返しになりますが、「時間」は「人生そのもの」です。人生という一見なが~い時間は、1秒、1分、1時間という短い時間が集まって成り立っています。この当たり前だけどふだん意識しない事実を、きちんと意識して生活、生きている人がどれだけいるでしょう?大事な大事な自分の人生の一部分をゲームなど(とあえて言います)に切り売りしてしまっても本当にいいのでしょうか?

本当にあなたがやりたいことは、ゲームなのでしょうか?ただなんとなく、時間つぶしでいつもゲームをする習慣がついてしまっている人は一度、ここらで立ち止まって考えてみたほうが良いかもしれません。本当にゲーム以外にやりたいこと、やれること、やらなければならないことはないのですか?


早く新しい価値、世界に気付いて一歩踏み出して!

ゲームが何もすべて悪い!と言っているのではありません。ゲームとの距離を適当に保ちながら、自分の生活を大事にして楽しんでいる人はたくさんいます。でも、どっぷりのめり込んでしまい、生活のすべてになっている人はやはり病気です。

こういった人はやはり専門的なケアと並行して、ゲームとの付き合いを考えていかなければなりません。ケースや人にもよりますが、荒療治が必要になってくる場合もあるでしょう。まだ病気の手前一歩で、他人の力を必要としない段階なら、思い切ってスマホと決別してしまう方法もよいかもしれません。

スマホ、SNSに煩わされることのない毎日は本当に快適で、自分で自分の人生を生きているって実感できます。本当にたくさんの時間ができました。昔のことわざに「この本を読めば、あの本は読めないのだ!」というのが確かありましたが、本当にそうなんですね。なにかをやる!ということは、何か他のことを犠牲にしていることなのです。

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ゲーム・・・あなたのこれから出会うべき価値、新しい人との出会いのチャンスを犠牲にしてまであえてやる価値があるものなのでしょうか?私には正直、ゲームなどしている時間はまったくありません。私に残された時間はそう多くはないのです。まだまだ学ぶべきこと、やり残したことがたくさんなのです。

私は仕事の傍ら、創作活動もしていますが、自分で一から何かを創り出すこの喜びを知ってしまったなら、おそらくゲームなどまったく興味がなくなってしまうことでしょう。繰り返しになりますがゲームは所詮、他人が作った土台の上で遊ばされているだけなのです。本当にゲームが好きなのであればゲームを創り出すほうにまわってみてはどうでしょうか?もしくは、とことん突き詰めて、ゲーム評論家のパワーブロガーなんてのも突き抜ければすごいかもしれません。

学んで創作して自分が成長していくよろこび・・・これはゲームでは絶対に味わえません。まったく次元の違う世界なのですから。今まで楽しんできたことをやめる・・・という決断は勇気がいります。そしてそれを実際に行動に移し、持続させていくということはもっとたいへんです。しかし、変わろう!とするスイッチひとつで、今、この時から変われるのです。それはあなたの心ひとつにかかっていることなのですから。
「青の時間」浜田省吾



 

 

 

 

 

 

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