教師 教育・教師

これからの教師の役割といま、求められるもの~激震!教師存在の意義~

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生きている人間である教師にしかできないこと、そして学校、教室でしかできないことのみ、これからは残されていくような気がするのです。

私たちが生徒であったころには、およそ考えもつかなかった変化が、いままさに起こっているのです。

学校になどいかずとも、学校で教えてもらえるような教科学習は意欲さえあればすべてネットで完結してしまいますね。DVD・ネット授業、さまざまな業者が参入し、無料から学べて巻き戻し機能までついています。場所は選ばず、授業者は選び放題です。

教科書の内容を教師が一方的に話して板書し、ノートを取らせ、教師も生徒もお互い分かったつもりになっているしあわせな授業は過去の遺物となること必至です。このような授業であればワザワザ、お互い貴重な時間を潰して学校に来る意味がありません。

さまざまな仕事が機械に奪われるようになる近未来・・・教育の現場も例外ではないかもしれません。

でも、こんな時代であっても教師にしかできない、いまここにいる生身の人間だからこそできる「何か」があると私は思います。

発想の転換

アクティブ・ラーニング

2012年に文部科学省によって定義された言葉ですね。受け身ではなく自ら積極的・意欲的に学ぶことによって、能力・知識・経験の育成を図る学習方法とされ、最近では大学だけでなく小・中・高等学校でも、生徒が「能動的に」学び、生徒同士で「学び合う」ことが重視されています。

私が現役であったころ、このような名前ではありませんでしたが手探り状態でみなそれぞれに「何か」を模索していました
  • 主体的
  • 対話的
  • 深い学び
  • 学び合い
このような言葉がキーワードとして挙げられると思いますが、ここには教壇のような一段と高い場所から一方的に授業者が「教え込む」というイメージはまったくありません。

授業者の役割をひとことで説明するのであれば、授業の「コーディネーター」でしょうか?生徒同士の授業を見守り、助言を与え適切な方向に舵を取る・・・

そして、その授業の現場監督者(supervisors)、そうなのですスーパーバイザーの役目も当然担っているわけです。

これまでの一方通行的な教え込み授業と比べると、コーディネーター&スーパーバイザーの果たすべき役割は高度で難易度の高いものとなるでしょう。

なぜなら我々皆、経験値が足りないうえ、これらの新たな試みはこれまでの授業以上にパターン化することが難しく、授業・授業者の数だけのスタイルが存在するからなのです。

そもそも一方通行的な教え込みスタイルは、効率の面から日本近代化政策の一つとしてつい最近採用されたものであり、もともと日本は「学び合い」の学習スタイルであったはずなのです。

授業スタイルの転換はこれくらいにして、次に授業者として教師として、いま何ができるか、何をしなければいけないかについて考えていきたいと思います。

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いま、ここにいる人間だからこそ、できること・・・これこそが大事!

ネットでの通信ストーリーミング授業では、たとえ双方向であったとしても生身の人間の息づかい、体温まではリアルに体感することは不可能でしょう。

絶対的多数に向けて発信されるライブ授業と実際のリアル教室を比べてみると、どちらがよりそれぞれの「個」に向けて対応できるかは答えがすでに出ています。

リアル教師がネット教師に対抗し得る要素のひとつとして、この個別対応能力、そして即時・柔軟性が間違いなく挙げられます。

つまり、コーディネーターとして「全体」に寄り添いながらも「個」に対応していくことができる~という生身&リアルの人間だからこそ可能なワザを磨くべきなのです。このワザをこれからの教師は尖らせていき、それぞれの専門(教科学習に限定せず)に特化していくしかないのです。教師として生き残りをかけて・・・

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人とは違う強みを持つ人間・・・

これまでの横並びを良しとした教え込みから脱却するとき、「個」を子どもたちに意識させるコーディネーターの創意工夫が必要となってきます。その子どもにしかない個性、強みはどのような子どもにもあるのですから。

自らの「個性」に気付き、それを活かし尖らせていくためにはどうしたらよいか?~そんな気づきの場が「学び合い」授業であると私は思います。

そして学び合いで授業者が果たす役割は、コーディネータープラス、授業外活動でも果たしている「メンター」としての役割も当然あるでしょう。

学問の世界がいかに広く深く面白いものであるか、どのように学問が世の中に貢献しているのかを教師自らの言葉で語っていくことが何より大事なことなのではないでしょうか?「わかった!」「できた!」の先にある、自らの成長・向上の実感、そして自分がこれから先、学びを通してどう社会とかかわっていくのかの気付きを与えられるのは、やはりリアル教師だけなのです。

このような気付かせ、メンターとしての役割はネット教師にはできない相談です。いまこそ、授業者自分だからこそできることは何かを模索し、そのための着実な積み重ねをしていく時期ではないでしょうか? これからも教師であり続けるためには・・・

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