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学級崩壊するクラス、教師の特徴~クラスと授業に思いがあれば~

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こどもたちは、決して理由もなく荒れたりするわけではありません。その責任のすべては、児童生徒に寄り添い見守り、そして指導していく存在である教師にあるのです。自分を棚に上げ、こどもたちに責任を押し付けたがる教員が、もしあなたの担任であったらどうでしょう?まずは、自分を振り返ることから始めなければなりません。クラスが体(てい)を成していない、授業が成り立たない教員には当然、共通した問題があるのです。

原因が分かれば、あとは気持ちを切り替え実践あるのみです。本気になれるか否か!ここにすべてはかかっています!

タイミングが大事!しかし、途中からでも大丈夫!

食べ物に旬があるように、ものには、何でもちょうどいいタイミングがあります。新担任、教科担任の決意の程をアピールするのにいちばんのグッドタイミングはクラス開き、授業はじめの新年度です。よく言われるように、1~2週目くらいでこどもたちの様子見が終わり、徐々に地を出していくのです。つまりこの期間中にこどもたちは担任、教科担当の本気度、力量をいとも簡単に見抜いてしまうのです。怖いくらいつぶさに大人を観察しているのです。

この大事な大事なスタートダッシュ期間にクラス担任、教科担当として自分の思いのすべてを正面切って彼らに伝えるのです。自分はクラス、授業にどうかかわっていくのか、児童生徒にどうあってどうなってほしいのか等、思いのたけをぶつけるのです。思いだけでクラス、授業が成り立つわけではなく、当然そこにはルール、規律がなければなりません。この規律を彼等に理解させ浸透させていくのも、スタート時の大切な事柄です。

クラス担任としての立場と教科担任ポジションでは自ずから決めて行くルールも異なってくるでしょうが、柱はみんな一緒です。それは公平公正であり、こどもたちの「安全」を約束し、こどもの未来のために「今」尽くす!ということです。

「安全」と話しましたが、おそらく「?」という方もいるのではないでしょうか?これには訳があります。安全なんて当然!と思われるかもしれませんがキョウビ、この至極当然であるはずの安全さえも、こどもたちに約束されていないのが、現在のクラスなのです。学級は当然、学校での学習、生活の場の中心となる場所であると同時に、こどもたちが安心して身を寄せくつろげる空間でなければなりません。昨今の事情を振り返ってみて完全完璧安心な場所といえるでしょうか?いじめ、暴力暴言・・こどもたちは、時には道に迷い暴走することもあるでしょう。そのこどもの指導ケアも当然大切ですが、フツーに学校生活を送りたいこどもたちの権利を保障していくのもまた、クラスを任されたものの重大な責任のひとつなのです。

次からは、実際に崩れて行く学級、授業に共通した事項を具体的に取り上げ話していきます。

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①「伝えた」「伝わった」の違い・・・大いなる勘違い!

何を言っているのかまったく分からない、授業が分からないつまらない・・・児童生徒の学校で抱えるストレスのひとつに、この「分からない」が挙げられます。教員は当然「伝えた」つもりになっています。でも、それは「伝わった」とはまったくのベツモノであることを再認識すべきです。

「自分はちゃんと話している、理解できないこどもが悪い!」などとのたまう人は責任転嫁もいい加減にしてください。自分の授業、スピーチを実際にビデオ、動画に撮って見たことがある方、どのくらいいるでしょう?前にも話しましたが私は修業、トレーニングのためよく自分の授業をビデオにおさめ、研究し反省改善の材料にしたものです。実際、自分で自分の授業風景を見るのは恥ずかしいのですが、スピーチ話し方に限らずいろいろなことが見えてくるのです。

生徒の目線視線になって自分の授業を受けてるとですね、ほんとうに様々なことが、いままで気付かずスルーしていたことが見えてくるのです。自分の視線がどこに泳いでいて、どこに集中しているのか、発問・質問の仕方、偏っていないか、板書の善し悪し、時間配分、生徒への目配り心配り・・・とにかくここで話しきれない位の新たな発見と驚きがあるのですから、もしまだ実践されていないかたは是非、おすすめです。

昨今の状況から映像問題には敏感にまわりが反応し、とかく問題になりがちかもしれません。しかし、管理職にひとこと話をしておけば問題はないでしょう。当然、生徒集団の後ろにカメラを設置するのですから、生徒の顔は写りません(後ろを向かない限り)が、クラスにもこれこれこういう理由でビデオ撮るぞ~くらいの断りを私は入れておりました。大丈夫です、誰も異議を唱えたりはしないですから。

②ブレる、ブレまくり、統一性なし

クラス、授業で一度決めた事、公言したことは最後まで貫き通さなくてはなりません。何があっても。言葉だけでは誰もついてくるはずありません。実践があってこそ、信頼を得ることになるのです。「ああ、言っていたことは本当なんだな、本気なんだな!」と生徒に思われるかどうかは、この一本筋の通った本気度にかかっています。

例えば、先程話した授業自撮ですが、私は年間を通して1ヶ月に数回の頻度で撮影しておりました。そして、生徒たちに「自分で研究反省して、次に活かすから!」と公言していたのです。もちろん、時を見て生徒からも授業アンケートを取っていたのですが、これらをすべて反省材料にして以降の授業で改善を試みました。こうすることで「ただの撮りっぱなしじゃないんだ!」と生徒にも理解されるのです。決めたことを単に貫き通すだけではなく、生徒に目に見える形で示す~というのも実はたいへん大切な事なのです。

いったん決めた事柄を生徒からクレームがあがったから、どからか横ヤリが入ったから~などといった理由で途中でやめにしてしまうのは、もっとも信用を無くす自殺行為であると肝に銘じてください。これまでやってきた努力もすべて水泡に帰すことになってしまいます。余程の理由がない限りは、絶対にやめたり変更すべきではありません。その分、ルールを決める時は慎重にならざるを得ないのです。

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③ダメをダメと言えないダメ教員

「教諭」の「諭す」の意味を辞書で引いてみるとこう書いてあります。「目下の者に物事の道理をよく わかるように話し聞かせる。納得するように教え導く。」教師もまた完全ではないように、こどももまた時に過ちを犯すときが当然あります。その時に「教え導」かねばばらない存在であるのが教師に与えられた権利であり、義務でもあるのです。

実際に私が学年を任された時、非常に歯痒く情けない経験をしました。教員2年目で初めて担任を持つものを学年スタッフとして受け入れたのですが、この人の相手、指導に甚大な時間と労力を持っていかれたのです。授業が成立せず生徒たちが授業中やりたい放題、授業中であるにもかかわらず生徒が廊下を自由に歩き回っています。隣のクラスの教員でも御することができず、私に応援要請がかかったこと一度ではありませんでした。その後の言い訳が酷いです。「介入しないでほしい、自分は自分でやっているので」かれの奔放暴走は授業中だけで終わるはずもありません。集会中、彼のクラス生徒の列だけの話し声が、静かな集会中響き渡るのです。それでも、まったくのお構いなしの指導なし。たまらず私が中に入って静かにさせるという始末です。後からふたりきりで彼と話し合いの機会をもちましたが、これまた呆れてあいた口が塞がりません。「主任の立場考えて集会では言いませんでしたが、余計な事しないでくれませんか。ぼくのクラスは自分で何とかしますから。言われなくとも分かってますよ、その位・・・」

彼は担任を持っていないころからの、問題教員でまさか担任を持つことは2年目もないだろうと思っていたのですが甘かったです。学年のスタッフとしてよろしくと管理職に言われた時、この人と一緒なのであれば引き受けることはできない~と断り続けてきたのですが、最後は職務命令とまで言われました。当時、教科の科長と指導部の副部長も兼ねることになっていておまけに運動部の正顧問まであてがわれていたのです。とてもとてもフツーにこなすだけで大変なのに、この人の相手までと思うとゾッとしたのでした。大規模校でならあり得ない人事でしょうが、ごく小規模校であれば一部の者に仕事が集中するというのはよくあることですよね。悪しき慣習だと思いますが。

ほぼ正確に自分を客観視できる人間なんていないでしょうが、彼はまったく自分を振り返らないどころか、過大評価というより歪曲して自分をみているのです。まわりに生徒たちにどう見られているかなんてまったく気にもしていないのです。そのくせ、生徒を指導することは嫌われることだ~との固定観念があるらしく指導は一切放棄です。生徒に足元を見られて当然です。バカにされてるのが分からないのです。気持ち悪いことに生徒に媚びを売ったりするのです。

彼にも怒る気持ちはあるらしく、一度生徒が彼に悪態をついたときに彼がキレました。その後、彼の指導中、彼は悔し涙を流していました。「怒る」と「叱る」はベツモノであることを話しましたが、何を言ってもダメでした。このように叱れない、指導できない教員のクラス、授業は当然荒れまくりです。こどもたちは自分たちのことを本当に考えて思って叱ってくれる教師の言葉には耳を傾けるものです。そのような思いが届かないはずありません。彼らのことを本当に思うのであればこそです。

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その他も大事なことがあるのです!

④適当にやっている

本気度かどうかなんてすぐ見抜かれてしまいますよね。例えば、授業で回収したプリント問題、アンケート、採点集計しないで未返却のままになってたりしませんか?こどもたちは思ってますよ、「あれどうなってるんだろう?」「いつ返してくれるのかな?」こういうことが積み重なって信頼と言う大切なものを失うんですから、怖いですね。小さいことこそ侮ることなかれ~ですね。

⑤公平性なし、公正でない、えこひいきする

これがこどもがいちばん嫌がる嫌うことですね。自分にその積りがなくともやってしまっているものなのです。私は自分の自撮ビデオ、そしてアンケートなどから、いつも同じところ見てる、指すパターンだいたい決まってるし読める~など自分の思ってもいなかったクセ、直さなければいけなところを発見しました。常に自分の言動がフェアなものかどうか、省みる余裕をもちたいものです。

⑥クラス、授業の規律、ルールまったくなし

先にも述べましたが最初にこれをガッチリやる必要があります。教師側がある程度のラインを示し、生徒の意見を採り入れてみるのもいいかもしれません。しかしですね、いったん決めてからは、生徒に何を言われようが変えるのは厳禁です。余程のことがない限り。いったんこれをやりだすと切りがなくなります。授業に関しては、最初最後のあいさつに始まり、時間、発言のルール、提出物関連、「評価」のガイドラインも示しました。また、板書のルールを授業始めの時に行うこともまた有効です。チョークの色の使い方の教師側のルール、黒板一面をノート見開きで使うことの指示等、決めなくてはならない事がたくさんありますね。

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⑦まじめにやっているものが浮かばれないクラス

これは⑥と共通するところがありますが、こんなクラスだったら児童生徒はやってられなくなりますよね。真面目なもの正直な生徒が安心していられるクラスづくり、授業づくりはすべて担任、教科担当のあなたにっかっているのです。

そのほかのその他も実はたくさんあるのです。例えば、授業中、外問わず、個人への声掛けがまったくない授業など一方通行なスタイルは児童生徒の意思疎通が図られず、教員にその積りがなくとも誤解を受けやすいでしょう。こういった他のことは教師であるみなさんがいちばん分かっていることだと思いますので、ご自分でぜ考えてみてください。

最後になりますが、わたしのこれまでの経験から、自分だけが正しいという考え、自分はがんばっているという思いは非常に危険です。時に同僚、先輩そひて生徒の声に耳を傾けようではありませんか。きっとなにか迷路を脱け出すヒントが聞こえてくることでしょう。学校は教師であるあなたのチカラによることももちろん大ですが、チームプレイで基本成り立っている場所であり、何より児童生徒あっての学校なんですから。

そして結論まとめ!

①ものごとには何でも原因が!

②自分を振り返る余裕、そして研究&実践が大事!

③すべてはこどものため、そのためなら・・・

④小事が大事!

⑤まわりの声に耳を澄まそう!

-教師, 教育・教師

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