教師を辞めたいときに 教育・教師

教員辞めたらこうなった~その後どう自分を変え、生計を立ててるのか?~

投稿日:2018年1月19日 更新日:

「もう辞めてやる!」後先考えず、一時の感情に任せて辞めるのもアリなのかもしれませんが、まわりは全然困らないのに、辞めた本人がいちばん困る~という笑うに笑えないパタ~ンがよくあります。私の場合、後先も当然考えたはずでしたが、思い描いていた未来予想図とは程遠い厳しい現実とすぐに直面することになったのでした。

今回は、教師で十数年ご飯を食べてきた自分がどのようにして自活できるようになっていったか~について少し詳しく話していきたいと思います。

教員の肩書がかえって邪魔に・・・

私が教員を辞めた理由についてはこれまで何回かに分けて詳しく話しましたので、あえてここでは触れませんが、教員ほど潰しがきかない職業はありません。独立してなんとか自活できるようになるまでの数年間、正社、派遣、パートアルバイト含めて20数種の仕事に就きましたが、面接までたどりつくことができず書類選考で落とされ、何度悔し涙流したことでしょう。私にそれだけのスペック、魅力がなかったことももちろんあるのでしょうが、原因はそれだけではなさそうです。

ある会社に入社してから採用担当者と話したのですが、「元教員という人はプライドばかり高い人が多くて、普通は採ってないんだけどね~」のように、イメージとして気位ばかり高くて使えない~というのがあるそうです。この際、いろんな仕事を経験してみたい!ということで、ありとあらゆる職種に応募しましたが面接までたどり着けるのは、介護、飲食、清掃と人材不足の業界ばかりです。一時しのぎのために塾講師や非常勤講師もやってたほど、落とされまくったのでした。

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時間と労働力を切り売りする日々・・・

就いた仕事は役所の臨時職員、事務員、PC動画編集、結婚相談所のテレアポ営業、ウエイター、店員、運転手などなどさまざまな職種にチャレンジしました。なんでも経験~ということで、原発関係の仕事も引っ越しをしてまでやったのでした。常時掛け持ちが多く、どの仕事も半年から一年くらいの経験でしたが、ひとつだけ長く続けた仕事がありました。それは「学童保育指導員」でした。これまで塾などでは小学生と触れ合う機会はあるにはあったのでしたが、長期休業中は丸一日と彼らと過ごしてみて、改めてこの時期のこどものもつ計り知れないパワーと魅力にノックアウトされてしまいました。
しかし、さまざまな仕事に就いてみても、このむなしい感情は何なのでしょうか?確かに仕事をやり終わった後の充実感はあるにはあるのですが、必ず虚しさが残るのです。自分のスキルアップにつながるわけではなく、特別創造的な仕事である訳でもなく、誰かに特段感謝される訳でもなく~なんとも表現できないのですが、何かが違うのです。

正社非正規かかわらず、自己の労働力と時間をただただむなしく切り売りする日々でした。明日を夢見るわけでもなく、なんとなく毎日を送っていた日々でした。夢はなくともそれでも生きていかなくてはならなかったから考えている余裕などはなかったのです。

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自分のやりたいことが仕事として無いのであれば、自分でつくればいいだけ!

このままでは、ずっと死ぬまで日雇いかも~漠然とした不安がぬぐってもぬぐっても取れないので、自分で自分用に仕事をこさえることにしました。社会人向けのサークルと婚活パーティー運営です。この業界は学生時代にバイトでどっぷりつかってましたので、すんなり溶け込めそれなりのカタチにはなっていきましたが、多忙を極め人を使うようになってきて、あちこちにほころびが生じるようになってきたのでした。やがて、人を使うことに疲れ果て、段々と当初の情熱も薄れていき完全に看板をたたみました。

サークル運営中も、クチコミ、ネットなどを通じて教育相談に無料で応じていたのでしたが、運営を辞めた今、完全フリーです。いままで断ってきた方からなども含めて依頼があればスグに飛んでいきました。やっぱり必要とされている充実感は何物にも代えがたいです。しかし、こちらも私一人ではどうにもならないのです。遠方の依頼、深夜の依頼、そしてなぜか「暴力」に関する案件依頼が多くなってきたのです。そして身体を壊すまでに至り、相談サイトも閉じてしまいました。

2つまで仕事を潰した経験から、自分の時間と労働力を切り売りするような仕事ではダメだ!一人でやるにはどうしても限界がある!ということを学んだのでした。それからというものいろいろと自分で動きまくり、調べ尽くし、紆余曲折を経て現在はアフィリエイト一本で自活しています。ネットで食べていけるようになるまで2年近くはかかりましたが、いい勉強でした。当初、1サイト作ってもらうのに100万近くふんだくられたりと今となっては笑い話です。自分で作れば簡単なのに、当初はそんなことさえ分からなかったのです。前に教員の給料について話しましたが、私の退職時の月給よりは稼いでいます。もちろん波はありますが、身体的にもラクで、仕組みさえ一度作ってしまえばあとはサイトが働いてくれるのですからこんなに有難いことはないです。もちろん複数のサイト運営ですが、最近はアフィリエイト以外にも自分の好きな商品の物販も始めました。こちらは家族にアルバイト代を払って作業などはやらせているので、私はサイト運営だけに専念できるのです。

身体が健康で時間的余裕が生まれると、心にも余裕が生まれるのです。前の学童を夏休み期間中だけ手伝ったり、単発の家庭教師、非常勤講師請け負ったり~とその時その時だけ一生懸命にやるという仕事もいいものです。身体、金銭、時間的にも余裕ができてきた今、さらに今夢中になっていることがあります。それは自分をたかめるための「学習、勉強」です。教師時代にはあり得なかった自分のための勉強、読書~こういった何とも贅沢な時間を今、私は手にしているのです。

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自分の道は自分で決めるしかない!

少なくとも自分から能動的に動けない人、向上心のない人、ただ単につらいことから逃れたいだけの人、必要最低限のことしかやらないできない人、給料もらって当たり前と思っている人はこのままずっと教員であり続けたほうが(周りは別として、本人のため)しあわせだと私は思います。根拠のない自信に任せて、学校という自動給餌機能付きの甘いハコを飛び出すのは危険すぎます。

私の場合、身体を壊して学校を辞めました。このアクシデントさえなければ、教師人生を全うできたかもしれません。どちらに進んでもそれが自分の生きる道!と私は信じていますが、あくまでもこれは私のケースであり、人にはそれぞれの考え方、価値、生き方があるはずです。それが何であるかは私には分かりません。

学校でなければ、教師をやっていなければできないこと経験できないこと~当然たくさんです。しかし、学校の外でも大勢の人が生きていて、たくさんの価値があることを私は学びました。確実に言えることは、前よりもすべてにおいて強くなったということです。当然ここまでくるには散々辛酸をなめつくしましたが、それも今ではいい思い出です。

もし教師を辞めたい!と迷っている方がいたら、最後に一言だけ言わせてください。「すべては自己責任です。」辞めるに至ったのも原因があって結果があるのです。そうなってしまったこともすべて含めて、他人のせいではなくあくまでも「自己責任」。そして辞めたとして、どんな結果になろうともすべて「自己責任」なのです。

そして、これが本当に最後なのですが、ぜ~んぶ自分で決めてしまって辞めてしまう前に、あなたが心を寄せる誰かに相談してみてください。きっと何かいいアドバイスがもらえますよ。私の場合、すべて自分で決めてしまって今、ちょっぴり反省しているのですから。


 

 

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